はじめに:通信制高校も履歴書の学歴欄に書ける
通信制高校に在学している人や卒業した人の中には、
「通信制高校は履歴書に書けるのかな」
「通信制課程まで書いた方がいい?」
「転校する前の高校も書く必要がある?」
「通信制高校だと就職で不利になるのかな」
と不安になる人もいると思います。
結論から言うと、通信制高校も履歴書の学歴欄に記載できます。
通信制高校を卒業した場合は、全日制高校や定時制高校と同じ「高等学校卒業」です。文部科学省も、通信制高校の卒業は全日制・定時制と同じ高等学校卒業になると説明しています。
筆者通信制高校も、
正式な高校名と現在の状況を履歴書に書けます。
ただし、次の状況によって書き方が変わります。
- 現在も在学している
- 卒業を予定している
- すでに卒業している
- 別の高校から転入した
- 高校中退後に編入した
- 通信制高校を中途退学した
高校名や課程名は、生徒証、在学証明書、卒業証明書などの正式な表記に合わせましょう。
※応募先から指定された履歴書や入力フォームがある場合は、その指示を優先してください。表記に迷った場合は、高校の進路担当や事務室へ確認すると安心です。
通信制高校は履歴書の学歴欄にどう書く?
通信制高校も、一般的な高校と同じように学歴欄へ記載します。
まずは、次の情報を確認しましょう。
- 高校の正式名称
- 公立・私立の表記
- 課程名
- 学科名
- 入学年月
- 転入・編入年月
- 卒業年月
- 現在の在籍状況
通信制高校だから特別な学歴欄を作る必要はありません。入学・転入・編入・卒業などの事実を正確に書きます。
高校名を略さずに書く
履歴書には、高校名を正式名称で書きます。
避けたい書き方は、次のような省略です。
○○高校 入学
正式名称が「○○高等学校」であれば、次のように書きます。
○○高等学校 入学
都道府県立や市立の場合は、証明書に記載されている名称を確認してください。
たとえば、
北海道○○高等学校 入学
札幌市立○○高等学校 入学
など、学校によって表記が異なります。
課程名・学科名を確認する
通信制高校では、
- 通信制課程
- 通信制の課程
- 普通科
- 総合学科
- 単位制
などの表記があります。
ただし、「単位制」は学校制度の特徴であり、正式な課程・学科名と同じとは限りません。
履歴書にどこまで書くか迷ったら、生徒証や在学証明書、卒業証明書に書かれている名称を確認しましょう。
入学と卒業は別の行に書く
入学と卒業は、原則として別の行に書きます。
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
2029年3月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 卒業
履歴書のスペースが少ない場合でも、入学と卒業の年月が分かるようにしましょう。
学歴は高校卒業以降でもよい場合がある
厚生労働省のマイジョブ・カードでは、経歴が多くて履歴書に収まらない場合、学歴欄は高等学校卒業以降を記載する方法が案内されています。
ただし、高校在学中のアルバイト応募や新卒就職では、中学校卒業や高校入学から書く形式もあります。
履歴書の見本や学校の進路指導、応募先の指定に合わせてください。
通信制高校からの就職全体について知りたい人は、こちらの記事も参考になります。


通信制高校の履歴書を書く基本ルール
通信制高校の履歴書も、基本的な書き方は一般的な履歴書と同じです。
基本ルールの早見表
| 基本ルール | 確認すること |
|---|---|
| 年の書き方 | 西暦か和暦に統一する |
| 高校名 | 略さず正式名称を書く |
| 課程・学科 | 証明書の正式表記を確認する |
| 入学・卒業 | 原則として別の行に書く |
| 在学中 | 現在も在籍していると分かるようにする |
| 卒業見込み | 卒業予定年月を書く |
| 転入・編入 | 状況に合う言葉を使う |
| 中途退学 | 卒業と書かず事実を記載する |
| 最終確認 | 年月と学校名の誤りがないか見る |
西暦・和暦を統一する
履歴書では、西暦または和暦のどちらかに統一します。
西暦の例:
2026年4月
和暦の例:
令和8年4月
途中で西暦と和暦が混ざらないようにしましょう。
転入学と編入学を混同しない
一般的には、別の高校に在籍した状態で移る場合が「転入学」、一度高校を退学した後に入り直す場合が「編入学」と説明されることが多いです。
ただし、学校で使われる正式な手続き名や記録は個別に異なる場合があります。
自己判断で決めず、転入学許可証、在学証明書、成績証明書などを確認しましょう。
中途退学を卒業と書かない
高校を卒業していない場合は、「卒業」と書いてはいけません。
厚生労働省が公開している履歴書の記入例でも、大学については「中途退学」と記載されています。高校でも、卒業していない学校は卒業とせず、事実に合わせて書くことが大切です。
通信制高校に在学中の場合の書き方


通信制高校に在学中の場合は、入学年月と現在も在籍していることを書きます。
在学中の記入例
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
現在 同校 在学中
学校名を繰り返す場合は、次のようにも書けます。
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
現在 ○○高等学校 通信制課程 普通科 在学中
どちらも状況は伝わりますが、履歴書全体で表記をそろえましょう。
現在も通っている場合は、「卒業」ではなく「在学中」と明記します。
高校在学中のアルバイト応募でも書く
通信制高校在学中にアルバイトへ応募する場合も、学歴欄へ在学中であることを書きます。
通信制高校は登校日が毎日ではない場合もありますが、スクーリングや試験日があります。
本人希望欄には、実際に働ける曜日と時間を書きましょう。
記入例:
学校のスクーリング日を除き、平日17時以降および土日の勤務を希望します。
または、
月曜日・水曜日・金曜日は16時以降、土日は終日勤務可能です。
まだ日程が確定していない場合は、面接で相談する形でも構いません。
スクーリング日を確認する
通信制高校では、自宅学習だけでなく、スクーリング、レポート、試験などがあります。文部科学省も、通信制高校は自学自習を中心に、レポート提出、スクーリング、試験などで学習する高校だと説明しています。
アルバイトを始める前に、次の日程を確認しましょう。
- スクーリング
- 定期試験
- 特別活動
- レポート提出期限
- 集中スクーリング
- 学校行事
学校とアルバイトを両立したい人は、無理のない勤務日数から始める方が安心です。
卒業見込みの場合の書き方
卒業予定年月が決まっている場合は、「卒業見込み」と書きます。
卒業見込みの記入例
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
2029年3月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 卒業見込み
就職活動では、卒業時期が分かるように年月まで書きましょう。
卒業時期を学校へ確認する
通信制高校では、必要な単位、レポート、スクーリング、試験、特別活動などを満たして卒業を目指します。
単位の不足や未提出のレポートがある場合、予定していた時期に卒業できないことも考えられます。
そのため、「卒業見込み」と書く前に、担任や進路担当へ確認しましょう。
不安な場合は、卒業見込み証明書を発行できるかも含めて、学校へ確認しておくと安心です。
卒業時期が不確かな場合
卒業時期がまだ決まっていない場合は、無理に卒業見込みとせず、「在学中」と書く方が安全です。
現在 ○○高等学校 通信制課程 普通科 在学中
「おそらく卒業できる」という判断だけで卒業見込みと書かないようにしましょう。
卒業見込み証明書を求められる場合がある
高卒の新卒求人では、学校の推薦や卒業見込み証明書などが必要になる場合があります。
発行方法や時期は学校によって違うため、進路担当へ早めに相談しましょう。
通信制高校を卒業した場合の書き方
通信制高校を卒業した場合は、そのまま「卒業」と書きます。
卒業した場合の記入例
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
2029年3月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 卒業
通信制高校を卒業すると、全日制・定時制と同じ高等学校卒業になります。
高校生活で取り組んだことも整理する
面接では、学歴欄だけでなく、高校生活で取り組んだことを聞かれる場合があります。
通信制高校での経験として、次のようなものがあります。
- レポートを期限までに提出した
- スクーリングへ継続して参加した
- アルバイトを続けた
- 資格の勉強をした
- 学校行事へ参加した
- 生活リズムを整えた
- 自分に合う学習方法を探した
- 大学や専門学校の準備をした
ただし、通信制高校生なら必ず自己管理能力が高いと断定するのではなく、自分が実際にしたことを伝えましょう。
通信制高校での経験を就職にどうつなげるかは、こちらの記事で詳しく解説しています。


全日制・定時制高校から転入した場合の書き方


全日制高校や定時制高校に在籍したまま、通信制高校へ移った場合は、時系列に沿って記載します。
転入学の記入例
2025年4月 ○○高等学校 全日制課程 普通科 入学
2026年10月 △△高等学校 通信制課程 普通科 転入学
2028年3月 △△高等学校 通信制課程 普通科 卒業
定時制高校から移った場合は、次のようになります。
2025年4月 ○○高等学校 定時制課程 普通科 入学
2026年10月 △△高等学校 通信制課程 普通科 転入学
現在 △△高等学校 通信制課程 普通科 在学中
転入した場合は、前の高校と現在の高校が時系列で分かるように書きます。
前の高校を中途退学と書くかは確認する
高校に在籍した状態で転校した場合は、一般的に一度退学して空白期間がある編入とは扱いが異なります。
履歴書に前の高校の「中途退学」を書くか、「転出」などと書くかは、学校の証明書や進路指導に合わせてください。
次のように、転入先だけを書く形式で経歴が伝わる場合もあります。
2025年4月 ○○高等学校 定時制課程 普通科 入学
2026年10月 △△高等学校 通信制課程 普通科 転入学
2028年3月 △△高等学校 通信制課程 普通科 卒業
自己判断が不安な場合は、両方の高校の在籍期間が分かる証明書を確認しましょう。
転校理由は詳しく書かなくてもよい
履歴書では、転校理由まで詳しく書かず、学歴だけを記載する方法があります。
面接で聞かれた場合に、簡潔に説明できるようにしておきましょう。
回答例:
夜間の生活リズムが体調に合わなかったため、自分に合う学習方法を考え、通信制高校へ転入しました。転入後は、レポート提出やスクーリングを続けています。
この答え方なら、定時制高校を悪く言いすぎず、自分に合う環境を選び直したことを説明できます。



前の学校を悪く言うより、
自分に合う学び方を選んだ理由を伝えたいです。
定時制高校と通信制高校の違いは、こちらの記事も参考になります。
高校中退後に通信制高校へ編入した場合


一度高校を中途退学してから通信制高校へ入った場合は、退学と編入学を時系列で書きます。
編入学の記入例
2024年4月 ○○高等学校 全日制課程 普通科 入学
2025年3月 ○○高等学校 全日制課程 普通科 中途退学
2026年4月 △△高等学校 通信制課程 普通科 編入学
現在 同校 在学中
卒業した場合は、最後に卒業を書きます。
2024年4月 ○○高等学校 全日制課程 普通科 入学
2025年3月 ○○高等学校 全日制課程 普通科 中途退学
2026年4月 △△高等学校 通信制課程 普通科 編入学
2028年3月 △△高等学校 通信制課程 普通科 卒業
空白期間がある場合
高校中退から通信制高校への編入まで期間が空いている場合があります。
履歴書では学歴を正確に書き、面接で聞かれた場合に説明できるようにしておきましょう。
空白期間中に、
- 療養していた
- アルバイトをしていた
- 通信制高校を探していた
- 高卒認定の勉強をしていた
- 生活リズムを整えていた
- 家族の手伝いをしていた
などの経験があれば、事実に合わせて説明します。
病気や家庭事情を必要以上に詳しく話す必要はありません。
編入理由の回答例
前の高校を退学した後、生活や体調を整えながら進路を考えました。改めて高校卒業を目指したいと思い、自分のペースで学べる通信制高校へ編入しました。
学校生活を続けることが難しく一度退学しましたが、その後、学び直したいと考え、通信制高校へ編入しました。現在はレポート提出とスクーリングを続けています。
退学の理由だけで終わらず、現在どのように取り組んでいるかまで伝えると分かりやすいです。
通信制高校を中退した場合の書き方
通信制高校を卒業せずに退学した場合は、卒業とは書かず、「中途退学」と記載します。
通信制高校を中退した記入例
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
2027年9月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 中途退学
理由を短く添える場合は、次のような書き方があります。
2027年9月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 家庭の事情により中途退学
2027年9月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 健康上の理由により中途退学
ただし、履歴書に詳しい事情を書かず、面接で聞かれたときに説明する方法もあります。
中退理由を詳しく書きすぎない
病名、不登校の詳しい経緯、家族の事情などを、履歴書にすべて書く必要はありません。
応募する仕事に関係する範囲で説明しましょう。
現在の勤務に配慮が必要な場合は、いつ、誰に、どこまで伝えるかを、支援機関や学校の先生などへ相談すると安心です。
不登校や精神疾患について面接で聞かれることが不安な人は、こちらの記事も参考になります。


高卒認定を取得した場合の書き方
高等学校卒業程度認定試験は、高校卒業と同等以上の学力があることを認定する試験です。
ただし、文部科学省は、高卒認定試験に合格しても最終学歴が「高等学校卒業」になるわけではないと説明しています。
高卒認定の記入例
高校中退後に高卒認定へ合格した場合は、学歴欄と資格欄を分ける方法があります。
学歴欄:
2024年4月 ○○高等学校 普通科 入学
2025年3月 ○○高等学校 普通科 中途退学
免許・資格欄:
2026年8月 高等学校卒業程度認定試験 合格
高卒認定試験に合格すると、大学・短大・専門学校の受験資格が与えられ、高校卒業者と同等以上の学力がある者として認定されますが、高校卒業資格そのものではありません。
求人の応募条件を確認する
求人票に、
- 高校卒業以上
- 高卒または同等程度
- 高卒認定可
- 学歴不問
などと書かれている場合があります。
高卒認定で応募できるか分からない場合は、求人を紹介する学校、ハローワーク、応募先へ確認しましょう。
「通信制課程」と履歴書に書く必要はある?
通信制課程を必ず書かなければならないと、一律には言えません。
大切なのは、学校名、在籍期間、卒業・在学・中退などの事実を正確に書くことです。
正式名称に課程名が含まれる場合
在学証明書などに、
○○高等学校 通信制課程 普通科
と記載されている場合は、その名称に合わせると分かりやすいです。
学校名だけを書く書式もある
Web履歴書などでは、高校名だけを入力する場合があります。
その場合は、指定された項目に従います。
通学・通信を選ぶ欄がある場合は、正確に入力しましょう。
通信制を必要以上に強調する必要はありませんが、通学制と誤解させるために不自然な表記をするのも避けましょう。
表記が分からないときの確認先
表記が分からない場合は、次の人や窓口へ相談できます。
- 高校の担任
- 進路指導担当
- 高校の事務室
- ハローワーク
- 応募先の採用担当
- キャリア支援機関
特に転入・編入歴がある人は、高校へ確認してから書くと安心です。
サポート校は履歴書に書く?
通信制高校とサポート校の両方に通っている人は、どちらを書くのか迷うと思います。
基本的には、高校卒業資格を出す高等学校の正式名称を中心に書きます。
サポート校は、通信制高校の学習や生活を支援する施設として運営されている場合があり、提携する通信制高校とは役割が異なります。文部科学省の資料でも、通信制高校と提携する教育施設、いわゆるサポート校による通学コースがあることが示されています。
サポート校だけを書かない
卒業証書を発行する学校が「○○高等学校」で、通っているサポート校が「△△高等学院」の場合は、学歴欄にはまず高校名を書きます。
記入例:
2026年4月 ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学
現在 同校 在学中
サポート校について応募先へ伝えたい場合は、学校の進路担当へ記載方法を確認しましょう。
自己PRや備考欄で、
通信制高校に在籍しながら、△△高等学院で学習支援を受けています。
と説明する方法もありますが、履歴書のスペースや応募先との関係を考えて判断します。
面接で通信制高校について聞かれたら?


面接では、
「なぜ通信制高校を選んだのですか?」
「前の高校から転校した理由は何ですか?」
「通信制高校ではどのように勉強しましたか?」
と聞かれる場合があります。
通信制高校を選んだ理由だけでなく、入学後に取り組んだことを伝えましょう。
面接で整理したいこと
- 通信制高校を選んだ理由
- 転入・編入した理由
- 学校生活で努力したこと
- レポートやスクーリングへの取り組み
- アルバイトや資格取得
- 生活リズムを整えた経験
- 今後どのように働きたいか
体調や生活リズムが理由の場合
回答例:
以前の学校では生活リズムが体調に合わなかったため、自分に合う環境で高校卒業を目指したいと考え、通信制高校へ転入しました。転入後は、期限を確認しながらレポートを提出し、スクーリングにも参加しています。
不登校経験がある場合
回答例:
学校へ通うことが難しい時期がありましたが、学習を続けて高校卒業を目指したいと考え、通信制高校を選びました。自宅学習を中心にレポートを進め、必要な登校日には参加しています。
不登校だったことを必要以上に詳しく説明する必要はありません。
現在の仕事に影響がない場合は、過去の出来事より、今できることや今後の働き方を中心に伝えましょう。
自己管理を伝える場合
回答例:
通信制高校では、レポートの締切やスクーリングの日程を自分で確認する必要がありました。提出日を一覧にして、少しずつ進めるようにしたことで、期限を意識して行動する習慣が身につきました。



通信制を選んだ理由だけでなく、
その後に続けたことも伝えたいです。
話を大きくしすぎない
通信制高校の経験を前向きに伝えることは大切です。
ただし、実際にしていないことを加える必要はありません。
「自己管理能力が身についた」と言うなら、
- 提出期限をカレンダーに書いた
- 週ごとにレポートを進めた
- アルバイトとスクーリングを調整した
- 体調を見ながら学習を続けた
など、具体的な行動を添えましょう。
就職を考えるなら学校の実績・サポートも確認する
通信制高校によって、就職支援の内容は違います。
これから通信制高校を選ぶ人は、登校日数や学費だけでなく、卒業後の進路支援も確認しましょう。
資料で確認したい就職支援
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 履歴書添削 | 学歴欄や志望動機を見てもらえるか |
| 面接練習 | 個別に練習できるか |
| 求人紹介 | 高卒求人を紹介してもらえるか |
| 進路相談 | 担任や進路担当へ相談できるか |
| 資格支援 | 就職に役立つ資格を学べるか |
| 就職実績 | どのような企業・職種へ進んでいるか |
| 卒業後支援 | 卒業後も相談できるか |
飛鳥未来高校グループは、公式サイトで進学・就職の実績を公表し、就職希望者への履歴書の書き方や面接対策なども案内しています。
ルネサンス高校も、通信制高校からの就職や面接対策、進路支援について公式サイトで説明しています。
ただし、支援内容は学校・キャンパス・年度によって異なります。
通信制高校の履歴書でよくある間違い
履歴書を提出する前に、次の点を確認しましょう。
よくある間違い一覧
| よくある間違い | 正しい確認方法 |
|---|---|
| 「○○高校」と略す | 正式な高等学校名を書く |
| 西暦と和暦が混ざる | どちらかに統一する |
| 転入と編入を混同する | 証明書や学校へ確認する |
| 在学中なのに卒業と書く | 在学中と明記する |
| 卒業時期が未定なのに卒業見込みと書く | 学校へ卒業予定を確認する |
| 前の高校を省略する | 学歴を時系列で記載する |
| 中退を卒業と書く | 中途退学と書く |
| 高卒認定を高校卒業と書く | 資格欄などに合格と書く |
| サポート校だけを書く | 卒業資格を出す高校名を確認する |
| 通信制を不自然に隠す | 正式名称と事実を正確に書く |
筆者の意見
私は、夜間の定時制高校に通っていましたが、夜の生活リズムやアルバイトとの両立が私には合わず、通信制高校へ移りました。
定時制高校にも良いところはありました。
先生に質問できましたし、友達も思っていたよりできました。
給食があることもありがたかったです。
ただ、自分の体調や生活に合う学校は人によって違うと思います。
履歴書を書くときも、前の学校を悪く言ったり、通信制高校に移ったことを必要以上に言い訳したりする必要はないと思っています。
大切なのは、
- 学歴を正確に書く
- なぜ学び方を変更したか整理する
- 通信制高校で何を続けたか伝える
- 今はどのように働きたいか話す
ことだと思います。
通信制高校へ移った経歴だけを見る企業もあるかもしれません。
そのため、「絶対に不利にならない」とは言い切れません。
でも、通信制であることを隠すより、自分に合う環境で高校卒業を目指したことや、その中で続けたことを説明する方が安心です。
履歴書では事実を簡潔に書き、面接では前向きに説明することが大切だと思います。
FAQ
まとめ:通信制高校も正式名称と在籍状況を正確に書こう
通信制高校も、履歴書の学歴欄に記載できます。
大切なのは、通信制であることを必要以上に気にすることではなく、高校名や現在の状況を正確に書くことです。
最後に、状況別の書き方をまとめます。
| 状況 | 履歴書の表記 |
|---|---|
| 在学中 | 在学中 |
| 卒業予定 | 卒業見込み |
| 卒業済み | 卒業 |
| 在籍したまま転校 | 転入学 |
| 一度中退して入り直した | 中途退学・編入学 |
| 通信制高校を中退 | 中途退学 |
| 高卒認定に合格 | 資格欄などに合格と記載 |
| サポート校にも通った | 卒業資格を出す高校名を中心に記載 |
履歴書では、
- 正式な高校名を書く
- 西暦・和暦を統一する
- 入学・転入・編入・卒業を区別する
- 前の高校を勝手に省略しない
- 高卒認定を高校卒業と書かない
- 分からない表記は高校へ確認する
ことが大切です。
面接では、通信制高校を選んだ理由だけでなく、
- どのように学習を続けたか
- レポートやスクーリングへどう取り組んだか
- アルバイトや資格取得で何を学んだか
- 今後どのように働きたいか
を、自分の経験に合わせて説明しましょう。


