不登校経験者向け|おすすめ通信制高校

通信制大学とは?自宅学習で大学卒業を目指す仕組みをやさしく解説

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大学というと、

「毎日キャンパスへ通って授業を受ける」

というイメージがあるかもしれません。

しかし大学には、自宅学習やオンライン授業などを取り入れながら卒業を目指せる通信教育課程があります。

一般的には「通信制大学」と呼ばれています。

「毎日通学するの?」

「完全オンラインで卒業できる?」

「通信制高校とは何が違う?」

と疑問に感じる人もいると思います。

通信制大学は、自宅学習・オンライン授業・スクーリングなどを組み合わせながら単位を取り、卒業を目指す大学の通信教育課程です。

目次

30秒で分かる|通信制大学とは?

最初に、通信制大学の大まかな仕組みを確認します。

確認すること通信制大学
学ぶ場所自宅中心で学べる大学も多い
授業教材・オンライン・スクーリングなど
課題レポートなどがある
試験オンライン・会場など大学による
通学大学・学部・科目・資格による
単位大学が定める方法で修得
卒業大学ごとの卒業要件を満たす
学位正規課程を卒業すれば学士を取得
自己管理履修・期限・学習計画などの確認が必要

大学の通信教育課程では、教材による学習、面接授業、メディアを利用した授業など、複数の方法で学びます。

そのため、

「通信制大学=動画を見るだけ」

ではありません。

大学によって、オンライン授業、教材、レポート、スクーリング、試験などの組み合わせが違います。

同じ通信制大学でも学び方はかなり違います。大学名だけでなく、実際の授業方法まで確認してください。

通信制大学とは?正式な大学の通信教育課程

「通信制大学」という名前だけを見ると、通信教育サービスのように感じる人もいるかもしれません。

しかし、大学が設置する通信教育課程は、正式な大学教育です。

正規課程で卒業要件を満たして卒業すれば、通学課程と同じように学士の学位を取得できます。

大学卒業を目指すなら正規課程を確認する

通信教育では、大学卒業を目指す課程以外に、

  • 科目等履修生
  • 聴講生

などを募集している大学もあります。

例えば、

「興味のある科目だけ勉強したい」

という場合は、科目等履修生などが選択肢になることがあります。

一方、

大学卒業・学士取得を目指したい

のであれば、卒業につながる正規課程へ入学する必要があります。

大学によって「正科生」などの名称を使う場合もあるため、募集区分を確認してください。

大学卒業を目指すなら、学位取得につながる正規課程かを確認します。

通信制大学と通学制大学は何が違う?

大きな違いは、主に授業を受ける方法や通学の仕方です。

比較通信制大学通学制大学
学習場所自宅中心の場合も多いキャンパス中心
授業教材・オンライン・面接授業など対面授業が中心
通学少ない大学もある定期的に通学
学習時間自分で組みやすい場合もある時間割に沿いやすい
自己管理自分で確認する場面が多い場合も時間割に沿って進めやすい
学位卒業すれば学士卒業すれば学士

通信制大学の方が上、通学制大学の方が上、ということではありません。

学び方が違う

と考える方が分かりやすいです。

自由だから何もしなくてよいわけではない

通信制大学では、毎日決まった時間にキャンパスへ行かない場合があります。

その分、

  • 何を勉強するか
  • レポートはいつまでか
  • どの科目を履修するか
  • 試験はいつか
  • スクーリングは必要か

などを自分で確認する場面があります。

通学が少ないことと、勉強しなくても単位を取れることは別です。

通信制高校と通信制大学は何が違う?

パンダ通信を読んでいる人には、ここも重要だと思います。

名前は似ていますが、

通信制高校と通信制大学は同じ仕組みではありません。

比較通信制高校通信制大学
学校段階高校大学
主な目的高校卒業学士取得など
学習レポート・スクーリング・試験など大学ごとの授業・課題・試験など
履修高校の教育課程に沿う科目を選ぶ場面が増える
卒業高校の卒業要件大学の卒業要件
学ぶ内容高校段階専門教育を含む大学段階

私も現在の通信制高校で、レポート期限やスクーリングの日程を自分で確認しています。

大学ではさらに、

  • 履修登録
  • 必修科目
  • 選択科目
  • 卒業要件
  • スクーリング
  • レポート
  • 試験

など、自分で確認する範囲が増える場合があります。

筆者

高校より、自分で確認することが
増えそうだと感じています。

通信制大学ではどうやって勉強する?

学習方法は大学や科目によって異なります。

主な方法は次の通りです。

教材・テキストで学ぶ

指定された教材や教科書を使って学習します。

  • 指定範囲を読む
  • 課題に取り組む
  • レポートを書く
  • 試験に備える

などにつながります。

オンライン授業を受ける

パソコンやスマートフォンなどを使って、オンライン授業を受けられる大学もあります。

授業方法も、

  • 録画授業
  • リアルタイム授業
  • 小テスト
  • 授業後の課題

など、大学・科目によって異なります。

レポートを提出する

科目によってはレポート課題があります。

大学では、

  • 資料を読む
  • 内容を整理する
  • 自分の考えを書く
  • 引用・参考文献を示す

などが必要になることもあります。

スクーリングを受ける

大学や科目によっては、スクーリングを受けます。

対面授業だけでなく、オンラインで行われる授業を利用できる場合もあります。

試験・評価を受ける

学習した内容は、

  • 科目修得試験
  • オンライン試験
  • レポート
  • 小テスト
  • 授業中の課題

などで評価される場合があります。

1科目の単位を取るまでの流れ

一例として、

STEP
履修登録

STEP
教材・オンライン授業で学ぶ

STEP
課題・レポート

STEP
スクーリング

STEP
試験・最終評価

STEP
単位修得

という流れがあります。

ただし、すべての科目が同じ順番ではありません。

「オンライン授業+小テスト」

「スクーリング+課題」

などの場合もあります。

大学を選ぶときは「何を学べるか」だけでなく、「1科目をどうやって終えるのか」まで見ると入学後を想像しやすくなります。

スクーリングとは?完全オンラインでも卒業できる?

スクーリングは、通信制大学を調べるとよく出てくる言葉です。

通信教育課程では、面接授業やメディアを利用した授業などを履修する場合があります。

そのため、

通信制大学=必ず何十日も大学へ通う

とも、

通信制大学=一度も通学しない

とも言い切れません。

スクーリングで確認したいこと

資料では、

  • 対面かオンラインか
  • 必須か選択か
  • 何日必要か
  • 開催曜日
  • 会場
  • 集中型か
  • 交通費・宿泊費

などを確認します。

特に遠方の大学なら、

「本校へ何回行く必要があるのか」

は重要です。

完全オンラインで卒業できる大学もある?

大学・課程によっては、オンライン中心で卒業を目指せる場合があります。

ただし、

「大学全体がオンライン中心」

と、

「自分が選ぶ学部・資格でも一度も通学しなくてよい」

は分けて考えます。

資格・実習がある場合は注意する

資格課程では、

  • 教育実習
  • 福祉系の実習
  • その他の実習
  • 対面授業

などが必要になる場合があります。

「オンラインで卒業を目指せる」と書かれていても、資格取得まで考えると外出が必要になることがあります。

「完全オンライン」という言葉だけで決めず、自分が選ぶ学部・科目・資格まで確認してください。

通学負担が心配なら2~3校比較する

同じ通信制大学でも、

  • オンライン中心
  • 対面スクーリングあり
  • 地方会場あり
  • 土日集中型

など違いがあります。

資料を取り寄せただけで進学を決める必要はありません。

「何日通うのか」「どこまでオンラインなのか」を2~3校で比べてみてください。

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通信制大学へ入学するには?通信制高校からも進学できる

通信制大学にも、入学資格や出願手続きがあります。

高校卒業後に1年次から入学するだけでなく、大学によっては編入学などを募集している場合もあります。

確認したいのは、

  • 入学資格
  • 募集時期
  • 出願書類
  • 選考方法
  • 1年次入学か編入学か
  • 学部・学科
  • 入学後の履修方法

などです。

選考方法は大学によって違うため、

「通信制大学なら入試がない」

とは決めず、募集要項を確認してください。

通信制高校から通信制大学へ進学できる?

通信制高校を卒業し、高校卒業資格を取得すれば大学進学を検討できます。

また、

通信制高校を卒業したら通信制大学しか選べない

ということでもありません。

通学制大学も通信制大学も進路の選択肢になります。

通信制大学を卒業するには?難しさや卒業年数も確認

大学を卒業するには、大学が定める卒業要件を満たす必要があります。

一般的な4年制大学では、卒業に必要な単位として124単位以上が基準になります。

ただし、

124単位なら好きな科目を何でも取れば卒業できる

という意味ではありません。

大学によって、

  • 必修科目
  • 選択必修
  • 専門科目
  • スクーリング
  • 卒業研究
  • ゼミ
  • その他の卒業条件

などがあります。

卒業すれば学士の学位を取得できる

大学の正規課程で卒業要件を満たして卒業すれば、学士の学位を取得します。

「通信だから大学卒業とは別」

というものではありません。

正規の通信教育課程を卒業すれば、通信という学び方でも学士を取得できます。

履歴書への書き方はこちらで詳しくまとめています。

通信制大学は卒業が簡単?

私は、

「通信制大学なら簡単に卒業できる」

とも、

「ものすごく難しい」

とも一括りにはしない方がよいと思います。

大学・学部・学習方法によって違うためです。

自宅中心で学ぶ場合は、

  • 履修登録
  • レポート期限
  • 試験日程
  • スクーリング
  • 学習時間

などを自分で管理する必要があります。

分からないときに、自分から先生や大学へ確認する場面もあるかもしれません。

通信制大学では、学習内容だけでなく予定や期限を自分で管理することも大切です。

4年で卒業できなかったらどうなる?

仕事・体調・家庭事情などによって、予定通り進まない場合もあります。

そのため、

4年で卒業できなかった場合、何年まで在籍できるのか

も確認しておくと安心です。

さらに、

  • 5年目以降の学費
  • 再履修費
  • スクーリング費
  • 休学制度
  • 休学中の費用

なども確認します。

「4年で卒業できるか」だけでなく、予定より長くなった場合の仕組みまで確認しておきます。

通信制大学で資格を取ることもできる?

大学・学部によっては、資格や免許を目指せる課程があります。

例えば、

  • 教員免許
  • 福祉系の資格
  • 心理分野に関係する資格・学び

などです。

ただし、資格制度や必要な科目・実習は資格によって異なります。

「大学卒業」と「資格取得」は分けて確認する

資格を目指す場合は、

「大学を卒業すれば自動的に資格を取れる?」

ではなく、

  • どの課程へ入るか
  • 指定科目は何か
  • 実習はあるか
  • スクーリングはあるか
  • 追加費用はあるか

を確認してください。

大学卒業の条件と資格取得の条件は、別々に確認します。

通信制大学のメリット・デメリット

通信制大学には、通学制とは違うメリットがあります。

一方で、自宅中心だからこその注意点もあります。

メリット

  • 自宅で学べる時間が多い大学がある
  • 毎日の通学を減らせる場合がある
  • 仕事と両立しやすい場合がある
  • 地方から学べる大学がある
  • 体調に合わせて予定を調整しやすい場合がある
  • 学び直しの選択肢になる

毎日の通学そのものが大きな負担になる人にとって、通信教育という学び方が候補になる場合があります。

デメリット・注意点

一方で、

  • 自己管理が必要
  • 一人で勉強する時間が長くなりやすい
  • 自分から質問する必要がある場合がある
  • スクーリングが必要な場合がある
  • 資格実習が必要な場合がある
  • 対面交流が少ない場合がある
  • 就職支援が大学によって違う

なども確認したいです。

通信制大学が合う可能性がある人

例えば、

  • 毎日の大学通学が負担
  • 自宅中心で大学卒業を目指したい
  • 仕事と学習を両立したい
  • 地方から学びたい
  • 自分で学習予定を立てられそう
  • 学びたい分野の通信教育課程がある

という人は比較してみてもよいと思います。

慎重に比較したい人

反対に、

  • 課題を一人だと後回しにしやすい
  • 定期的に先生から声をかけてほしい
  • 対面授業を多く受けたい
  • キャンパス生活を重視したい
  • 履修管理がかなり不安

という場合は、大学のサポート内容や通学制大学も含めて比較します。

「通信制大学が向いていない」と決めるのではなく、「何を学校側に支えてほしいのか」を考えることが大切です。

通信制大学の学費はどのくらい?

通信制大学の学費は、大学によって異なります。

確認するのは授業料だけではありません。

  • 入学金
  • 授業料
  • 教材費
  • システム利用料
  • スクーリング費
  • 交通費・宿泊費
  • 資格・実習費
  • 在籍期間が延びた場合の費用

などもあります。

こちらの記事もぜひ見てください!

通信制大学の就職はどうなる?

通信制大学だから、

「必ず就職で不利になる」

とも、

「まったく問題ない」

とも一律には言えません。

就職では、

  • 大学で何を学んだか
  • 就職準備
  • 大学のキャリア支援
  • 応募する企業・職種
  • 在学中の経験

なども関係します。

就職については別の記事で詳しくまとめています。

通信制大学を選ぶ前に確認したい8項目

通信制大学を初めて比較するなら、次の8項目を確認してみてください。

1.何を学べる?

最初に、学部・学科・カリキュラムを確認します。

「通信制だから」

ではなく、

自分が学びたい内容があるか

を見ます。

2.大学卒業につながる入学区分?

大学卒業を目指すなら、学士取得につながる正規課程かを確認します。

3.授業はどう受ける?

  • 教材
  • 動画授業
  • リアルタイム授業
  • レポート

などを確認します。

4.スクーリングは何日?

  • 対面か
  • オンラインか
  • 必須日数
  • 会場

まで確認します。

5.試験はどう受ける?

オンライン試験なのか、会場受験なのか。

科目ごとの評価方法を確認します。

6.卒業要件は?

  • 必修科目
  • 必要単位
  • スクーリング
  • 卒業研究

などを確認します。

7.学費総額はいくら?

年間授業料だけでなく、スクーリング・教材・実習なども含めます。

8.困ったとき誰へ相談できる?

私はここも重要だと思っています。

  • 履修相談
  • 学習相談
  • 授業の質問
  • レポート
  • システムトラブル
  • 進路相談

などの窓口を確認します。

通信制大学を選ぶなら、「通学日数・単位の取り方・困ったときの相談先」は特に確認したいです。

気になる通信制大学は2~3校比較する

1校だけを見ると、

「通信制大学はこういうものなんだ」

と思いやすいです。

しかし2~3校を比べると、

  • オンライン中心
  • スクーリング中心
  • テキスト中心
  • サポートが多い
  • 自分で進める割合が大きい
  • 学費が違う

などの違いが見つかります。

資料を見たからといって、進学を決める必要はありません。

先ほどの8項目を2~3校で比較すると違いが分かりやすくなります。

※PR:スタディサプリ進路

私の意見|通信制高校と同じ感覚だけで大学を選ばないようにしたい

私は現在、公立の通信制高校で学んでいます。

高校卒業後の進路として通信制大学も考えていて、東京通信大学やネットの大学 managara などの資料を取り寄せて調べたことがあります。

通信制高校へ移ってから、毎日決まった時間に学校へ行く負担が減ったことは、自分にとって大きかったです。

だから私は、

「毎日大学へ通わなくていいか」より、「その大学の学習方法を卒業まで続けられそうか」

を見たいと思っています。

通信制大学という種類だけで選ぶのではなく、自分に合う学び方をしている大学を探したいです。

通信制高校へ移って、毎日決まった時間に通学する負担が減ったことは自分にとって大きかったです。

通信制大学についてよくある質問

通信制大学とはどんな大学ですか?

大学の通信教育課程で、自宅学習、教材、オンライン授業、スクーリングなどを組み合わせながら単位を修得し、卒業を目指します。

実際の学習方法は大学・学部によって異なります。

通信制大学は毎日通学しますか?

毎日キャンパスへ通わない大学・課程もあります。

ただし、対面スクーリングや実習などが必要になる場合があります。

完全オンラインで卒業できますか?

オンライン中心で卒業を目指せる大学・課程もあります。

ただし、学部・科目・資格によって通学や実習が必要になる場合があるため確認してください。

通信制大学を卒業すると大卒になりますか?

正規の大学通信教育課程で卒業要件を満たせば、学士の学位を取得します。

通信制高校から通信制大学へ進学できますか?

通信制高校を卒業し、高校卒業資格を取得すれば大学進学を検討できます。

実際の入学条件・選考方法は志望大学の募集要項を確認してください。

4年で卒業できなかったらどうなりますか?

在学できる年数や追加費用は大学によって違います。

最長在学年限、休学、再履修、5年目以降の学費などを確認してください。

まとめ|通信制大学は「学び方」を確認して選ぼう

通信制大学は、自宅学習やオンライン授業などを利用しながら大学卒業を目指せる通信教育課程です。

今回のポイントは次の通りです。

  • 正規課程を卒業すれば学士を取得できる
  • 教材・オンライン授業・レポートなどで学ぶ
  • スクーリングの有無は大学によって異なる
  • 履修や期限を自分で管理する場面がある
  • 学費・卒業要件・サポートまで確認する
  • 2~3校を同じ条件で比較する

「通信制大学だから楽そう」という理由だけでは、入学後の学び方までは分かりません。

何を学ぶか、どうやって単位を取るか、何日通うか、困ったときに相談できるか。

このあたりを確認しながら、卒業まで続けられそうな大学かどうかを考えてみてください。

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