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通信制高校から調理師・パティシエになれる?専門学校の選び方を解説

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目次

はじめに:通信制高校から調理・製菓専門学校に行きたい人へ

通信制高校に通っていると、

「通信制高校から調理・製菓の専門学校に行けるのかな」
「実習についていけるか不安」
「調理師とパティシエは何が違うのかな」
「学費や就職先もちゃんと確認したい」

と思う人もいるかもしれません。

結論から言うと、通信制高校からでも調理・製菓専門学校を目指すことはできます。

通信制高校を卒業すれば、高校卒業資格を得ることができます。高校卒業後の進路として、専門学校・大学・短大・就職などを考えることができます。

筆者

通信制高校からでも
調理・製菓の専門学校を目指せます!

ただし、調理・製菓系の専門学校は、実習が多い分野です。

そのため、学校を選ぶときは、

  • 調理と製菓のどちらを学びたいのか
  • 実習はどれくらいあるのか
  • 取れる資格は何か
  • 就職先はどんな場所か
  • 学費や道具代はいくらかかるのか
  • 実習設備は整っているか

を確認することが大切です。

この記事では、通信制高校から調理・製菓専門学校を考えるときに確認したいポイントを、通信制高校生の目線でまとめます。

※資格、学費、実習内容、就職実績、入試方式は学校や年度によって変わる場合があります。必ず公式サイト・募集要項・学校資料で最新情報を確認してください。

通信制高校から調理・製菓専門学校に進学できる?

通信制高校からでも、調理・製菓専門学校に進学を目指すことはできます。

調理・製菓専門学校では、料理、お菓子、パン、カフェ、衛生管理、接客、店舗運営などを学べる学校があります。

ただし、学校によって学べる内容はかなり違います。

調理師を目指す学校もあれば、パティシエ、ブーランジェ、カフェスタッフ、食品関係の仕事を目指す学校もあります。

通信制高校からでも調理・製菓専門学校を目指せます。
ただし、学校ごとに学べる内容・資格・実習・就職先は違います。

調理・製菓専門学校で確認したいこと

確認すること見るポイント
学べる内容調理・製菓・製パン・カフェなど
資格調理師・製菓衛生師など
実習実習時間、設備、少人数制か
就職先ホテル、レストラン、洋菓子店、ベーカリーなど
学費授業料、実習費、材料費、道具代
通学朝から通えるか、毎日続けられそうか
サポート実習・就職・資格対策の支援

通信制高校から専門学校全体について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。

関連記事:通信制高校から専門学校はあり?大学との違いと向いている人を解説

調理師と製菓は何が違う?

調理・製菓専門学校を考えるときは、まず「調理」と「製菓」の違いを知っておくと選びやすいです。

どちらも食に関わる分野ですが、学ぶ内容や目指す仕事は少し違います。

調理師と製菓の違い

分野主に学ぶこと目指せる仕事
調理和食・洋食・中華・衛生管理・大量調理など調理師、ホテル、レストラン、給食施設など
製菓ケーキ・パン・洋菓子・和菓子・製菓理論などパティシエ、パン職人、菓子店、ホテルなど
カフェ系調理・製菓・ドリンク・接客・店舗運営などカフェスタッフ、店舗運営、商品開発など

調理師を目指す場合

調理師は、料理全般に関わる仕事です。

和食、洋食、中華、ホテル料理、給食、カフェメニューなど、学ぶジャンルは学校によって違います。

調理師免許については、調理師養成施設を卒業して免許を取得するルートがあります。全国調理師養成施設協会は、掲載されている調理師養成施設を卒業すると、国家試験を受けることなく調理師免許を取得できると案内しています。

製菓・製パンを目指す場合

製菓は、お菓子やパンづくりに関わる分野です。

ケーキ、焼き菓子、チョコレート、和菓子、パン、カフェスイーツなどを学ぶ学校があります。

製菓衛生師については、厚生労働省が、製菓衛生師養成施設では必要な知識・技能を習得でき、製菓衛生師試験の受験資格も得られると説明しています。養成課程には昼間課程・夜間課程・通信課程があり、修業年限や日程は施設によって異なります。

調理師免許と製菓衛生師は違います。
自分が目指したい仕事に合う資格を確認しましょう。

迷ったらどちらが好きか考える

調理と製菓で迷ったら、まずは自分がどちらに興味があるか考えてみると良いと思います。

料理全般が好きで、レストランやホテル、給食施設などに興味がある人は調理系が合うかもしれません。

ケーキ、パン、焼き菓子、カフェスイーツなどを作るのが好きな人は、製菓・製パン系が合う場合があります。

ただし、「好き」だけで決めるのではなく、実習内容や就職先まで見ておくと安心です。

筆者

好きな気持ちに加えて
実習や就職先も見ておきたいです。

通信制高校から調理・製菓系に進学している例

通信制高校から、調理・製菓・スイーツ・カフェ系の専門学校へ進学している例もあります。

たとえば、飛鳥未来高校グループの進路実績には、名古屋辻学園調理専門学校、名古屋スイーツ&カフェ専門学校、東京スイーツ&カフェ専門学校、大宮スイーツ&カフェ専門学校、横浜スイーツ&カフェ専門学校、辻学園栄養専門学校などが掲載されています。

また、ルネサンス高校グループの合格実績には、専門学校ビジョナリーアーツ、赤堀製菓専門学校、東京調理製菓専門学校、服部栄養専門学校などが掲載されています。大阪校の合格実績にも大阪調理製菓専門学校が掲載されており、指定校推薦のページにも大阪調理製菓専門学校、辻学園調理・製菓専門学校、辻学園栄養専門学校などが掲載されています。

ただし、進学実績があるからといって、同じ学校に必ず進学できるという意味ではありません。

進学実績はあくまで参考です。

自分が通うキャンパスでどんな進路サポートがあるのか、調理・製菓系の専門学校に向けた面接対策や資料確認ができるのかは、学校や先生に確認しましょう。

調理・製菓専門学校の実習内容を見る

調理・製菓専門学校では、実習内容がとても大切です。

座学だけでなく、実際に手を動かして学ぶ時間が多い学校もあります。

実習で確認したいこと

確認すること見るポイント
実習時間週にどれくらい実習があるか
基礎技術包丁、計量、衛生管理、火加減など
設備調理室、製菓実習室、オーブン、作業台
少人数制一人ひとりが作業できるか
現場実習ホテル、店、企業での実習があるか
店舗実習学内カフェやショップ運営があるか
フォロー失敗したときに質問しやすいか

調理系の実習

調理系では、包丁の使い方、火加減、衛生管理、出汁の取り方、ソース作り、盛り付け、大量調理などを学ぶ場合があります。

和食、洋食、中華、カフェ、給食など、学校によって学べるジャンルは違います。

調理系は、スピードや段取りも大切になることがあります。

「料理が好き」だけでなく、立ち仕事やチームで動く実習があることも考えておきたいです。

製菓・製パン系の実習

製菓・製パン系では、計量、クリームの扱い、スポンジ、焼き菓子、チョコレート、パン生地、発酵、デコレーションなどを学ぶ場合があります。

製菓は、1g単位の計量や温度管理が大切になることもあります。

細かい作業や、同じ作業をくり返して練習することが好きな人には合うかもしれません。

調理・製菓系は、実習の内容と設備を見ることがかなり大切です。

実習が多い学校は体力面も確認する

実習が多い学校は、実践的に学べる良さがあります。

一方で、朝から立ちっぱなしだったり、片付けや準備が多かったりして、体力的に大変な場合もあります。

通信制高校で自分のペースに慣れている人は、毎日決まった時間に通えるか、朝から実習に出られそうかも考えておくと安心です。

実習が多い学校は、楽しそうな反面、体力や生活リズムの負担も確認したいです。

就職先を見る

調理・製菓専門学校を選ぶときは、就職先も確認しましょう。

就職率だけでなく、どんな職場に就職しているのかを見ることが大切です。

主な就職先の例

分野就職先の例
調理ホテル、レストラン、料亭、給食施設、カフェなど
製菓洋菓子店、和菓子店、ホテル、カフェ、ブライダルなど
製パンベーカリー、ホテル、カフェ、食品メーカーなど
カフェカフェ、ダイニング、店舗運営、商品開発など
食品系食品メーカー、商品開発、販売、品質管理など

調理系に進みたいのか、製菓・カフェ系に進みたいのかで、見るべき就職先は変わります。

たとえば、ホテルで働きたい人と、街のケーキ屋さんで働きたい人では、選ぶ学校や見る実績が違うかもしれません。

就職先を見ると、自分が卒業後にどんな道へ進めそうかイメージしやすくなります。

就職率だけで決めない

専門学校のパンフレットでは、「就職率〇%」と大きく書かれていることがあります。

もちろん就職率は大切です。

でも、数字だけでは分からないこともあります。

見るべきなのは、

  • どんな職場に就職しているか
  • 自分が目指す分野の就職先があるか
  • 正社員就職なのか
  • 過去数年の実績はどうか
  • 履歴書や面接のサポートはあるか

です。

調理・製菓系は、現場で働くイメージを持って選ぶことが大切だと思います。

学費・材料費・道具代を見る

調理・製菓専門学校では、学費も大切です。

授業料だけでなく、実習費、材料費、包丁、白衣、エプロン、製菓道具、教科書、資格試験費用などが必要になる場合があります。

学費で確認したいこと

確認すること見るポイント
入学金入学時に必要な費用
授業料年間でいくらか
実習費食材費・材料費が含まれているか
道具代包丁、白衣、エプロン、製菓道具など
教材費教科書、レシピ集、動画教材など
資格費用受験料、検定料など
交通費通学や校外実習の交通費
追加費用研修旅行、イベント、補習費など

調理・製菓系は、材料費や道具代がかかる場合があります。

パンフレットに書かれている金額だけでなく、卒業までの総額で確認しておくと安心です。

学費は授業料だけでなく、材料費・道具代・実習費まで確認しましょう。

奨学金や修学支援制度も確認する

学費が不安な場合は、奨学金や修学支援制度も確認しましょう。

文部科学省の高等教育の修学支援新制度は、大学・短大・高専・専門学校の授業料・入学金の免除または減額と、返還不要の給付型奨学金で進学を支援する制度です。

ただし、対象になる学校か、家庭の状況が条件に合うか、申込時期はいつかを確認する必要があります。

学費支援は、対象校・家庭の状況・申込時期によって変わります。早めに高校や専門学校に確認しましょう。

パンフレットで実習設備や学校の雰囲気を確認しよう

調理・製菓専門学校を選ぶときは、パンフレットで設備を見ることも大切です。

調理・製菓は、実際に使う設備や実習環境によって学びやすさが変わることがあります。

パンフレットで見るポイント

見るところ確認すること
調理実習室コンロ、オーブン、作業台、調理器具
製菓実習室オーブン、ミキサー、作業台、冷蔵設備
少人数制何人で1つの台を使うか
学内カフェ店舗運営実習があるか
衛生設備手洗い場、更衣室、清掃しやすさ
先生現場経験のある先生がいるか
サポート実習で困ったときに質問できるか

写真がきれいかどうかだけでなく、実際に自分がどれくらい手を動かせるかを見ることが大切です。

たとえば、1人1台に近い環境なのか、グループで1つの作業台を使うのかによって、実習で経験できる量が変わることもあります。

筆者

設備や実習内容は、パンフレットで比べると分かりやすいです。

スタディサプリ進路で資料を取り寄せる

スタディサプリ進路では、調理・料理に関する仕事を目指せる専門学校の資料・パンフレットを請求できるページがあります。

気になる学校がある人は、まずパンフレットを取り寄せて、設備、実習内容、資格、就職先、学費を比べてみると安心です。

気になる学校は、資料で実習設備・資格・就職先・学費を比較しましょう。

オープンキャンパスで確認したいこと

資料を見て気になる学校が見つかったら、可能ならオープンキャンパスにも参加してみると良いと思います。

調理・製菓系は、実習設備や先生の雰囲気、体験授業の内容が大切です。

パンフレットだけでは分からないこともあるので、実際に見られると安心です。

オープンキャンパスで見るポイント

見ること確認ポイント
実習室清潔感、設備、作業スペース
体験授業自分が楽しく取り組めそうか
先生質問しやすいか
在校生雰囲気が合いそうか
通学毎日通える距離か
学費相談追加費用まで聞けるか
就職相談どんな就職先が多いか

個別相談がある場合は、

  • 通信制高校から進学した人はいますか?
  • 実習についていけないときのサポートはありますか?
  • 学費以外にかかる費用はありますか?
  • 調理師と製菓、どちらが自分に合いそうですか?
  • 就職先はどんな場所が多いですか?

と聞いてみるのも良いと思います。

進路選びでは「質問しやすい雰囲気か」も大切だと思います。緊張しやすい人ほど、相談しやすい学校か見ておくと安心です。

今からできる準備

通信制高校から調理・製菓専門学校を目指すなら、今からできる準備もあります。

家で料理やお菓子作りをしてみる

まずは、家で簡単な料理やお菓子作りをしてみるのも良いと思います。

完璧に作れなくても大丈夫です。

「作ることが好きか」「何度も練習できそうか」を感じるきっかけになります。

気になる分野を決める

調理、製菓、製パン、カフェ、栄養、食品系など、食に関わる分野は広いです。

まずは気になる分野を2〜3個出してみましょう。

資料を2〜3校取り寄せる

1校だけで決めるより、2〜3校の資料を比べると違いが分かりやすいです。

実習設備、学費、資格、就職先、オープンキャンパスの内容を見比べてみましょう。

先生に相談する

通信制高校の先生に、調理・製菓専門学校に興味があることを伝えてみましょう。

過去に進学した先輩がいるか、面接対策をしてもらえるか、資料の見方を相談できるかもしれません。

筆者の意見

私は、通信制高校から調理・製菓専門学校を目指すのは、かなり具体的で分かりやすい進路だと思います。

料理やお菓子作りは、実際に手を動かして学ぶ分野なので、座学だけが苦手な人にも合う場合があると思います。

ただ、楽しそうなイメージだけで決めるのは少し危ないとも感じます。

調理・製菓は、実習が多く、立ち仕事も多いと思います。

朝からの授業や、材料の準備、片付け、衛生管理、同じ作業を何度も練習することも必要になるはずです。

だから、進学前に「好き」だけでなく、「続けられそうか」を見ておくことが大切だと思います。

調理・製菓系は、学校によって実習設備や就職先がかなり違う分野だと思うので、焦って決めずに、自分に合う学校を探していくのが安心です。

FAQ

通信制高校から調理・製菓専門学校に進学できますか?

通信制高校からでも調理・製菓専門学校を目指すことはできます。通信制高校を卒業すれば高校卒業資格を得られるため、専門学校・大学・短大などの進路を考えられます。ただし、学校によって入試方法や出願条件は違うため、募集要項や資料で確認しましょう。

調理師と製菓衛生師は何が違いますか?

調理師は料理全般に関わる資格で、調理師養成施設を卒業して免許取得を目指すルートがあります。製菓衛生師は、お菓子やパンづくりに関わる衛生・製菓の知識を証明する資格で、養成施設で学ぶと製菓衛生師試験の受験資格を得られます。目指す仕事に合わせて確認しましょう。

調理・製菓専門学校は実習が大変ですか?

実習が多い学校では、朝から立ちっぱなしだったり、準備・片付け・衛生管理が必要だったりする場合があります。楽しいだけでなく、体力面や生活リズムも確認しておくと安心です。

調理・製菓専門学校を選ぶときは何を見ればいいですか?

学べる内容、取得できる資格、実習設備、少人数制かどうか、就職先、学費、材料費、道具代、通学距離、サポート体制を確認しましょう。1校だけで決めず、2〜3校の資料を比べると違いが分かりやすいです。

まとめ

通信制高校からでも、調理・製菓専門学校を目指すことはできます。

ただし、調理・製菓系は実習が多い分野なので、学校選びでは確認することが多いです。

最後に、この記事のポイントをまとめます。

ポイント内容
進学できる?通信制高校からでも調理・製菓専門学校を目指せる
違い調理師と製菓では学ぶ内容や資格が違う
実習実習時間・設備・少人数制を確認する
資格調理師免許・製菓衛生師などの違いを見る
就職先ホテル、レストラン、菓子店、ベーカリーなどを見る
学費授業料だけでなく材料費・道具代も確認する
資料確認パンフレットで設備・実習・就職先を比較する

調理・製菓に興味がある人は、まず気になる専門学校の資料を取り寄せて、実習内容や設備、資格、就職先を見比べてみると良いと思います。

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