定時制高校から専門学校に進学できる?向いている人・選び方を解説

はじめに:定時制高校から専門学校を考えている人へ


定時制高校に通っていると、
「定時制高校から専門学校に進学できるのかな」
「大学より専門学校の方が向いているのかな」
「手に職をつけたいけど、どんな分野を選べばいいのかな」
と悩む人もいると思います。
結論から言うと、定時制高校からでも専門学校へ進学を目指すことはできます。
定時制高校を卒業すれば、高校卒業資格を得ることができます。高校卒業後の進路として、大学・短大・専門学校・就職などを考えることができます。
文部科学省も、大学入学資格の一つとして「高等学校又は中等教育学校を卒業した者」を挙げています。専門学校についても、高校卒業後の進路として選ばれることがあります。



定時制高校からでも
専門学校を目指すことはできます!
ただし、専門学校は「なんとなく楽しそう」で選ぶと、入学後に大変に感じることもあります。
専門学校は、将来の仕事や資格に近い勉強をする場所です。
そのため、
- どんな仕事を目指すのか
- どんな資格が取れるのか
- 実習はどれくらいあるのか
- 学費はいくらかかるのか
- 卒業後の就職先はどうなっているのか
を確認することが大切です。
この記事では、定時制高校から専門学校を考えるときに知っておきたいことを、経験者目線も入れながらまとめます。
※専門学校の学費、資格、実習、就職実績、入試方式は学校や年度によって変わる場合があります。必ず公式サイト・募集要項・学校資料で最新情報を確認してください。
高校卒業後の進路を考えている方へ
大学・専門学校の資料をまとめて請求できます
進学先を探していると、気になる学校がいくつも出てきますよね。
ですが、1校ずつ公式サイトを探して資料を申し込んでいくのは意外と時間もかかって大変です。
スタディサプリ進路なら、気になる大学・短大・専門学校のパンフレットをまとめて請求できます。
紙のパンフレットがあると、「学べる内容」「リアルな学費」「入試方法」などを、保護者の方と一緒にじっくり見比べられます。
まだ「ここに行く!」と決まっていなくても大丈夫。まずは気になった学校の資料を集めて眺めてみるところから始めてみましょう。
定時制高校から専門学校に進学する人は多い?
定時制高校から専門学校に進学する人はいます。
ただし、「多い」と言い切れるかは、学校や地域、年度によって違います。
定時制高校によっては、就職する人が多い学校もあれば、専門学校や大学へ進学する人がいる学校もあります。
定時制高校から専門学校を目指すことはできます。
ただし、学校によって進学する人の割合やサポート体制は違います。
専門学校は、大学よりも仕事や資格に近い勉強をすることが多いです。
たとえば、IT、美容、医療、福祉、調理、デザイン、自動車、建築、公務員、ビジネスなど、将来の仕事につながりやすい分野を学べます。
「早く社会に出て働きたい」
「資格を取りたい」
「座学だけより、実習がある方が合いそう」
「自分の好きな分野を深く学びたい」
という人には、専門学校が合う場合もあります。
ただし、専門学校は分野によって忙しさや実習の大変さが違います。
入学してから「思っていたより大変だった」とならないように、資料でカリキュラムや実習、就職先を確認しておくことが大切です。
通信制高校から専門学校について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。


定時制高校から専門学校が向いている人
専門学校は、向いている人にはかなり合いやすい進路だと思います。
ただし、全員に向いているわけではありません。
大学のように幅広く学ぶというより、専門学校は特定の仕事や資格に近い勉強をすることが多いです。
専門学校が向いている人の特徴
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 将来やりたい仕事がある人 | 仕事に近い内容を学びやすいから |
| 資格を取りたい人 | 国家資格や民間資格を目指せる学校があるから |
| 実習やものづくりが好きな人 | 手を動かす授業が多い分野もあるから |
| 早く社会に出たい人 | 2年制・3年制の学校も多いから |
| 同じ目標の人と学びたい人 | 同じ職業を目指す仲間が多いから |
| 座学だけが苦手な人 | 実技・演習中心の分野もあるから |



専門学校は、目的がはっきりしている人に合いやすいです。
定時制高校に通っている人の中には、アルバイトをしながら学校に通っている人もいると思います。
そういう経験は、専門学校の面接や志望理由で話せる場合があります。
たとえば、
- 学校とアルバイトを両立した
- 自分で時間を管理して通った
- 生活リズムを整えながら勉強した
- 将来のために資格を取りたいと思った
という経験は、進路を考えるうえで強みになることもあります。
ただし、「定時制高校出身だから専門学校で有利」と言い切るのは違います。
大切なのは、自分の経験を、なぜその分野を学びたいのかにつなげて説明できるかです。
手に職をつけたい人に向いている専門学校の分野


専門学校は、手に職をつけたい人に向いている進路の一つです。
ただし、分野によって学ぶ内容、資格、就職先、実習の大変さはかなり違います。
ここでは、定時制高校から専門学校を考える人が選びやすい分野を紹介します。
IT・プログラミング系
IT・プログラミング系では、プログラミング、Web制作、アプリ開発、ネットワーク、セキュリティなどを学ぶ学校があります。
パソコン作業が好きな人、黙々と作業するのが得意な人、作品を作るのが好きな人に向いている場合があります。
ただし、IT系は入学すれば自動的にスキルが身につくわけではありません。
授業以外でも、自分で作ってみる、調べる、練習する時間が必要になると思います。
医療・福祉系
医療・福祉系では、看護、歯科衛生、理学療法、作業療法、介護福祉、医療事務などを学べる学校があります。
人を支える仕事に興味がある人には向いている場合があります。
ただし、医療・福祉系は実習や国家試験が関係することもあります。
体力面、通学、実習先、資格試験のサポートまで確認した方が安心です。
美容・理容・メイク系
美容師、理容師、メイク、ネイル、エステなどを学べる専門学校もあります。
人と関わることが好きな人、技術を磨きたい人、見た目や美容に関心がある人に向いている場合があります。
美容師や理容師のように国家資格が関係する分野もあるため、資格取得までの流れを確認しましょう。
デザイン・イラスト・Web系
イラスト、デザイン、映像、Webデザイン、ゲーム、アニメなどを学ぶ学校もあります。
作品づくりが好きな人、自分の感性を形にしたい人には魅力的な分野です。
ただし、クリエイティブ系は作品提出やポートフォリオが大切になることがあります。
「好き」だけでなく、作品を作り続けられるかも考えておくと安心です。
調理・製菓系
調理師、パティシエ、カフェ、栄養、製菓などを学べる学校もあります。
手を動かす実習が多い分野なので、座学中心より実技が好きな人に向いている場合があります。
ただし、立ち仕事や朝早い実習がある場合もあるため、体力面も確認しておきたいです。
自動車・建築・電気系
自動車整備、建築、電気、CAD、施工管理などを学ぶ学校もあります。
機械やものづくりが好きな人、手を動かす仕事に興味がある人に向いている場合があります。
資格や実習、就職先が分野によって違うので、学校資料で確認しましょう。
公務員・ビジネス系
公務員試験対策、事務、簿記、医療事務、販売、観光、ホテル、ブライダルなどを学べる専門学校もあります。
就職に向けて、資格や面接、筆記試験対策をしたい人に向いている場合があります。
ただし、公務員系は試験に合格する必要があるため、合格実績やサポート体制を確認した方が安心です。
「気になる分野の学校を、もう少し見てみたい」と思ったら、無料の学校資料をのぞいてみてください!
授業や資格、実習の違いを、おうちでゆっくり比べられます。
気になる学校が何校かあると、1校ずつ資料を申し込んでいくのは意外と大変です。まとめて請求しておくと、あとからゆっくり見比べられるので便利です。
大学と専門学校の違い


専門学校と大学は、どちらも高校卒業後の進路ですが、学び方が違います。
簡単に言うと、大学は幅広く学びながら専門分野を深める場所です。
専門学校は、仕事や資格に近い内容を集中的に学ぶ場所です。
大学と専門学校の違いを比較
| 比較すること | 大学 | 専門学校 |
|---|---|---|
| 学ぶ内容 | 幅広い教養+専門分野 | 仕事や資格に近い専門分野 |
| 年数 | 4年が多い | 2年制・3年制が多い。医療系などは4年制もある |
| 授業 | 講義・ゼミ・研究など | 実習・演習・資格対策が多い分野もある |
| 自由度 | 自分で時間割を組むことが多い | 時間割が決まっている学校も多い |
| 就職 | 幅広い業界を目指しやすい | 特定職種を目指しやすい |
| 向いている人 | じっくり学びたい人 | 早く専門スキルを身につけたい人 |
大学が向いている人
大学は、幅広く学びながら、将来の選択肢を考えたい人に向いている場合があります。
まだ将来の仕事がはっきり決まっていない人、4年間かけてじっくり学びたい人、研究や教養にも興味がある人は、大学も選択肢になります。
専門学校が向いている人
専門学校は、目指したい仕事や資格がある程度決まっている人に向いている場合があります。
「美容師になりたい」
「ITを学びたい」
「医療事務を目指したい」
「調理の技術を身につけたい」
のように、目的がはっきりしている人は専門学校が合いやすいです。
どちらが上という話ではない
大学と専門学校は、どちらが上という話ではありません。
目的が違います。
将来やりたいこと、学びたい内容、通学しやすさ、学費、資格、就職先を比べて、自分に合う方を選ぶことが大切です。



大学と専門学校は、どちらが上ではなく目的が違います。
専門学校を選ぶときの注意点


専門学校を選ぶときは、学校名や雰囲気だけで決めない方が安心です。
特に、資格や就職につながる分野では、確認することが多いです。
専門学校選びで確認したいこと
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| 認可校か | 専修学校専門課程かどうか |
| 資格 | 取得できる資格・受験資格が得られる資格 |
| 就職先 | 目指す職種に就職しているか |
| 実習 | 実習時間、実習先、通学負担 |
| 学費 | 入学金、授業料、教材費、実習費 |
| 通学 | 毎日通える距離か |
| サポート | 就職支援、資格対策、学生相談 |
| 雰囲気 | 自分に合いそうか |
文部科学省は、一定の要件を満たした専門学校の課程を修了した人に「専門士」「高度専門士」の称号が付与されると説明しています。専門士は修業年限2年以上、総授業時数1,700単位時間以上などの要件があります。高度専門士は修業年限4年以上などの要件があります。
「取得できる資格」と「受験資格が得られる資格」は違う
専門学校の資料を見ると、資格の名前がたくさん書かれていることがあります。
ここで注意したいのは、資格の書き方です。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 取得できる資格 | 卒業や授業修了で取得できる場合がある |
| 受験資格が得られる資格 | 国家試験などを受ける資格が得られる |
| 目指せる資格 | 学校が対策している資格の場合がある |
| 合格実績 | 過去の合格者数や合格率 |
「受験資格が得られる」と書いてある場合、卒業すれば自動的に資格が取れるわけではないことがあります。
国家試験に合格する必要がある分野もあります。
就職率だけで決めない
専門学校の資料では、「就職率〇%」と大きく書かれていることがあります。
もちろん就職率も大切です。
ただ、それだけで決めるのは少し危険です。
大切なのは、
- どんな会社に就職しているか
- 目指す職種に就職しているか
- 正社員就職なのか
- 何人中何人の実績なのか
- 過去数年の実績はどうか
を見ることです。
たとえば、ITの学校なら、実際にエンジニアやWeb系の仕事に就いている人が多いのかを確認した方がいいです。
美容系なら、美容室やサロンへの就職実績を確認しましょう。
医療・福祉系なら、病院、施設、クリニックなどの就職先や国家試験サポートを確認しておきたいです。
学校資料で就職先・資格を比較しよう


同じ分野でも、資格の取り方や実習、学費、就職先は学校によって違います。
最初から1校に決めず、気になる学校をいくつか比べてみると安心です。
気になる学校が何校かあると、1校ずつ資料を申し込んでいくのは意外と大変です。まとめて請求しておくと、あとからゆっくり見比べられるので便利です。
資料で確認したいページ
資料が届いたら、次のページを確認してみてください。
| ページ | 確認すること |
|---|---|
| 学科紹介 | どんな分野を学べるか |
| カリキュラム | 授業内容、実習、演習 |
| 資格 | 取得できる資格、受験資格、合格率 |
| 就職実績 | 就職先、職種、正社員就職 |
| 学費 | 入学金、授業料、教材費、実習費 |
| サポート | 就職支援、資格対策、学生相談 |
| 入試情報 | 面接、小論文、出願条件 |
資格のページ
資格のページでは、資格名だけでなく、取得条件を確認しましょう。
「卒業で取れる資格」なのか、「受験資格が得られる資格」なのか、「試験に合格する必要がある資格」なのかを見ておくと安心です。
就職実績のページ
就職実績では、就職率だけでなく、就職先と職種を確認しましょう。
自分が目指している仕事に近い就職先があるかを見ることが大切です。
学費のページ
専門学校は、授業料だけでなく、教材費、実習費、道具代、資格試験費、交通費などがかかる場合があります。
美容、調理、医療、デザイン系などは、道具代や実習費が必要になることもあります。
サポートのページ
資格試験対策、就職支援、面接練習、履歴書添削、学生相談などがあるか確認しましょう。
定時制高校から進学する場合、生活リズムや人間関係に不安がある人もいると思います。
学生相談や先生に相談しやすい雰囲気があるかも見ておくと安心です。
定時制高校から専門学校を目指すときに今からできる準備
定時制高校から専門学校を目指すなら、今からできることもあります。
いきなり完璧に決めなくても大丈夫です。
少しずつ情報を集めて、自分に合う進路を探していきましょう。
気になる分野を3つくらい出す
まずは、興味のある分野を3つくらい出してみましょう。
たとえば、
- IT
- 美容
- 医療事務
- 調理
- デザイン
- 福祉
- 自動車
- 公務員
などです。
最初から1つに決めなくても大丈夫です。
学校資料を取り寄せる
気になる分野が出てきたら、専門学校の資料を取り寄せてみましょう。
資料を見ると、授業内容、資格、就職先、学費、通学場所が分かりやすくなります。
オープンキャンパスに行けるなら行く
専門学校は、雰囲気や実習設備も大切です。
可能ならオープンキャンパスに行って、先生や学生の雰囲気を見ておくと安心です。
ただし、無理に行かなくても、まずは資料や公式サイトで調べるところからでも大丈夫です。
先生に相談する
定時制高校から専門学校に進学した先輩がいるか、指定校推薦があるか、面接対策をしてもらえるかなどを先生に聞いてみましょう。
私も定時制高校に通っていたとき、先生に質問すれば教えてもらえる環境はありました。
ただ、緊張して聞きにくいこともありました。
だからこそ、進路のことは早めに少しずつ相談しておくと安心だと思います。
生活リズムと通学時間を考える
専門学校は、毎日通う学校も多いです。
朝から授業がある学校もあります。
定時制高校で夜の生活リズムに慣れている人は、専門学校に入ってから朝の通学が大変になる場合もあります。
私自身、夜間の定時制高校に通っていたときは、生活リズムが体に合わず、体調面で大変に感じることがありました。
専門学校を選ぶときも、「入れるか」だけでなく、「通い続けられそうか」を見ておくことが大切だと思います。
筆者の意見
私は、定時制高校から専門学校に進学するのは、かなり現実的な選択肢だと思います。
特に、「将来この仕事をしたい」「資格を取りたい」「座学だけより実習がある方が合いそう」という人には、専門学校が合う場合があります。
定時制高校に通っていると、全日制高校とは生活リズムが違ったり、アルバイトと両立していたり、自分で時間を考えないといけない場面もあると思います。
そういう経験は、専門学校に進んだあとにも役立つ部分があると思います。
ただ、専門学校は「楽しそう」だけで選ばない方がいいです。
専門学校は、学ぶ分野がかなりはっきりしています。
入学してから「やっぱり違った」となると、学費や時間の負担も大きくなります。
だから、学校名や雰囲気だけで決めるのではなく、資格、就職先、実習、学費、通学時間まで見てから選ぶのが安心だと思います。
定時制高校が悪いということではなく、人によって合う進路は違います。
専門学校も同じで、合う人にはすごく合うけれど、合わない人もいると思います。
焦らず、資料を見たり、先生に相談したりしながら、自分に合う進路を考えていくのが良いと思います。
FAQ
- 定時制高校から専門学校に進学できますか?
-
定時制高校からでも専門学校に進学を目指すことはできます。定時制高校を卒業すれば高校卒業資格を得られるため、大学・短大・専門学校などの進路を考えられます。ただし、学校によって入試方法や出願条件は違うため、募集要項で確認しましょう。
- 定時制高校から専門学校に行く人は多いですか?
-
定時制高校から専門学校に進学する人はいます。ただし、進学する人の割合は学校、地域、年度によって違います。気になる場合は、自分の高校の進路実績を先生に確認すると安心です。
- 専門学校はどんな人に向いていますか?
-
将来やりたい仕事がある人、資格を取りたい人、実習やものづくりが好きな人、早く専門的なスキルを身につけたい人には向いている場合があります。
- 専門学校を選ぶときは何を見ればいいですか?
-
認可校かどうか、取れる資格、受験資格、実習内容、学費総額、就職先、通学距離、サポート体制を確認しましょう。就職率だけでなく、どんな職種に就職しているかを見ることも大切です。
まとめ
定時制高校からでも、専門学校へ進学を目指すことはできます。
専門学校は、将来の仕事や資格に近い勉強をしたい人に向いている進路の一つです。
ただし、学校や分野によって、学費、実習、資格、就職先、通学の大変さは違います。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 進学できる? | 定時制高校から専門学校を目指すことはできる |
| 多い? | 進学する人もいるが、割合は学校や年度で違う |
| 向いている人 | 仕事や資格の目標がある人 |
| 分野 | IT・医療福祉・美容・調理・デザインなど |
| 注意点 | 資格・実習・学費・就職先を確認する |
| 資料確認 | 学校資料で比較すると分かりやすい |
専門学校は、入学できるかだけでなく、毎日無理なく通えそうかも大切です。
資料を見ながら、自分の生活に合いそうな学校を少しずつ探してみてくださいね。
気になる学校が何校かあると、1校ずつ資料を申し込んでいくのは意外と大変です。まとめて請求しておくと、あとからゆっくり見比べられるので便利です。




