通信制高校から歯科衛生士になれる?専門学校・大学への進学ルート

通信制高校に通っていて、
「通信制高校から歯科衛生士になれる?」
「専門学校と短大ならどちらがいい?」
「実習についていけるか不安」
と悩む人もいると思います。
結論からいうと、通信制高校からでも歯科衛生士を目指せます。
ただし、学校を選ぶときは専門学校か短大かだけでなく、卒業後に歯科衛生士国家試験の受験資格を得られる指定課程かを確認することが大切です。
学校名より先に「国家試験の受験資格につながる指定課程か」を確認します。
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進学先を探していると、気になる学校がいくつも出てきますよね。
ですが、1校ずつ公式サイトを探して資料を申し込んでいくのは意外と時間もかかって大変です。
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通信制高校から歯科衛生士になれる?
通信制高校からでも、歯科衛生士を目指せます。
通信制高校を卒業すると、高校卒業資格を得られます。希望する歯科衛生士養成校の出願資格を確認したうえで、進学を目指せます。
ただし、
「通信制高校だから受験できる・できない」
と一括りにはできません。
学校によって、
- 高校卒業見込みで出願できるか
- 推薦条件
- 面接
- 作文・小論文
- 筆記試験
- 調査書
- オープンキャンパス参加条件
などが違います。
国家試験の受験資格につながる学校を選ぶ
歯科衛生士国家試験では、指定された歯科衛生士学校・養成所の卒業者、卒業見込み者などが受験資格となります。
そのため、
「歯科系だから」
「医療系の専門学校だから」
という理由だけでは判断しません。
通信制高校かどうかより、進学先が歯科衛生士国家試験につながる指定課程かを確認します。
私は資格系の進路ほど、
「入れる学校」より「卒業したあと何につながる学校か」
を先に見たいです。
まだ医療系の中で迷っている場合はこちらです。
歯科衛生士になるまでの流れ


資格取得までの流れを先に見ておくと分かりやすいです。
歯科衛生士は、
「専門学校へ入学すること」がゴールではありません。
学校へ入ってから、3年以上の授業・実習があり、その先に国家試験があります。
高校→進学先→実習→卒業→国家試験までを一つの進路として考えます。
歯科衛生士はどんな仕事?歯科助手との違いも確認
歯科衛生士の仕事は、歯科医院で受付をすることだけではありません。
主な仕事として、
- 歯や歯ぐきの病気を防ぐための予防処置
- 歯科医師の診療補助
- 歯磨きなどの歯科保健指導
などがあります。
歯垢・歯石の除去、フッ化物の塗布、高齢者への口腔ケアなどに関わる場合もあります。
人の口の中に触れる仕事
学校を決める前に、ここも知っておきたいです。
歯科衛生士は、人の口の中を見たり、専門的な器具を使ったりする仕事です。
「歯科医院の雰囲気が好き」
だけではなく、
実際の処置や患者さんとの距離を含めても興味を持てそうか
を考えてみます。
歯科助手とは違う
歯科衛生士と歯科助手は同じ仕事ではありません。
歯科衛生士は、指定された養成課程を卒業して国家試験に合格し、免許を取得する国家資格です。
そのため、
「歯科医院で働きたい」
のか、
「歯科衛生士という国家資格を取って専門的な業務に関わりたい」
のかは分けて考えると分かりやすいです。
医療機関で働きたいものの、医療系資格を取る仕事とは迷っている場合はこちらです。
歯科衛生士になるには3年以上学校へ通う
現在、歯科衛生士の養成機関は3年課程以上です。
そのため、
「1~2年くらい専門学校へ行けば取れる資格」
というイメージでは考えない方がよいです。
学校には、
- 専門学校
- 短期大学
- 4年制大学
などがあります。
歯科衛生士=専門学校だけではありません。指定された専門学校・短大・大学などから選べます。
専門学校・短大・大学はどう選ぶ?
一般的な大学と専門学校の違いではなく、
歯科衛生士を目指す場合に何を見るか
で比較します。
| 進学先 | 修業年限の例 | 主に確認したいこと |
|---|---|---|
| 専門学校 | 3年制など | 実習・国家試験対策・就職 |
| 短大 | 3年制など | 実習・短大での学び・進路 |
| 4年制大学 | 4年制など | 幅広い学び・学費・通学 |
※実際の修業年限・カリキュラム・資格は学校ごとに確認してください。
専門学校が候補になりやすい人
例えば、
- 歯科衛生士になる意思がかなり固まっている
- 資格に直結する勉強を重視したい
- 3年制などを比較したい
- 国家試験対策を重視したい
- 就職先を細かく確認したい
人には候補になります。
ただし、
専門学校ならどこでも同じ
ではありません。
実習・国家試験対策・学費・通学時間まで比較します。
短大が候補になりやすい人
例えば、
- 歯科衛生士を目指しながら短大で学びたい
- 短期大学士も取得したい
- 短大の授業や学生生活も含めて選びたい
場合です。
短大だから専門学校より実習が少ない、と一律には言えません。
実際のカリキュラムを確認します。
4年制大学もある
歯科衛生士を目指せる4年制大学もあります。
学校によって、
- 歯科衛生
- 保健・医療
- 研究
- 一般教養
などを幅広く学べます。
一方で、1年長く通う分の学費・通学負担も確認したいです。
学科名だけで決めない
「歯科衛生学科」
と書いてあるだけではなく、
「歯科衛生士国家試験受験資格」
につながる指定課程か確認します。
学校種だけでなく、国家試験受験資格+実習+通学+学費+国家試験対策で比べます。
専門学校全体の選び方はこちらです。
歯科衛生士を目指せる学校を資料で比べる
同じ歯科衛生士を目指せる学校でも、
- 専門学校・短大・大学
- 修業年限
- 実習先
- 学費
- 通学時間
- 国家試験対策
などは違います。
「歯科衛生学科」という名前だけで決めず、国家試験受験資格・実習・学費まで2~3校で比較してください。
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歯科衛生士の学校では何を学ぶ?
歯科衛生士の学校では、
- 人体の構造と機能
- 歯・口腔の構造と機能
- 臨床歯科医学
- 歯科衛生士概論
- 歯科予防処置
- 歯科保健指導
- 歯科診療補助
- 臨地実習
などを学びます。
つまり、
歯磨きの方法だけを勉強する学校
ではありません。
医学・歯科に関係する知識も学びます。
理科が苦手でも目指せる?
理科が苦手というだけで、歯科衛生士を目指せないわけではありません。
ただし、学校や国家試験では、
- 人体
- 歯・口腔
- 疾病
- 臨床歯科医学
なども学びます。
そのため、
医療系の内容を全く勉強せず、資格だけ取る進路
ではありません。
高校生の段階では、まず志望校の入試科目を確認します。
私は中学生のころ、不登校で勉強をほとんどしていない時期がありました。
その経験から、自分なら、
「理科を全部できるようにしてから医療系へ進む」
とは考えません。
志望校で必要な内容を確認して、必要な基礎へ戻る方が進めやすいと思っています。
理科を基礎からやり直したい場合はこちらです。
歯科衛生士の実習では何をする?


歯科衛生士を目指すうえで、特に確認したいのが実習です。
養成課程には学内実習だけでなく、病院・診療所・歯科診療所などで行う臨地実習があります。
学内実習
学校内では、
- 器具の扱い
- 診療補助
- 歯科予防処置
- 歯科保健指導
など、実際の仕事につながる技術を学びます。
臨地・臨床実習
実際の医療現場での実習もあります。
学校資料では、
- 何年次から始まる?
- 何日・何週間?
- 実習先はどこ?
- 実習先まで何分?
- 朝何時集合?
- 実習記録は?
- 交通費は?
- 体調不良で休んだら?
まで確認したいです。
「実習あり」だけでなく、実習先・時間・欠席した場合の対応まで確認します。
人の口の中に触れる実習もある
歯科衛生士は、人とかなり近い距離で関わる仕事です。
例えば、
- 人の口の中を見る
- 器具を扱う
- 患者さんへ説明する
- 歯磨き指導をする
- 歯科医師・スタッフと連携する
といった場面があります。
人と話すことが苦手という理由だけで、絶対に無理とは言えません。
ただ、体験授業などがあるなら、
患者さんと近い距離で関わる仕事を自分がどう感じるか
を少し確認しておきたいです。
細かい作業が苦手でも大丈夫?
高校生の段階で、歯科衛生士に必要な専門的な技術を身につけている必要はありません。
必要な知識や技術は、進学後の授業や実習で学んでいきます。
学校で学んでいきます。
ただし仕事では、
- 歯石などの除去
- 薬剤の塗布
- 診療器具の扱い
など、手元を使う細かな作業があります。
「今できるか」より、「練習を繰り返して身につけたいと思えるか」で考えてみます。
通信制高校から毎日通学する生活へ変わる


私はここをかなり重要だと思っています。
現在、公立の通信制高校に在籍しています。
通信制高校では、自宅学習を中心に進める日もあります。
一方、歯科衛生士の養成課程では講義だけでなく実習があります。
臨地実習は原則として昼間に行われるため、
通信制高校と同じ登校ペース
を想像しない方がよいと思います。
1週間の時間割を見る
私なら、
- 週何日通う?
- 1限は何時?
- 実習日は何時集合?
- 帰宅は何時?
- 土曜日は?
- 自宅から何分?
- 実習先はさらに遠い?
まで確認します。
歯科衛生士の養成課程は3年以上あります。
入学するときに、
「資格を取りたいから頑張れる」
と思っていても、その生活を何年間も続けられるかは別です。
私自身、夜間定時制高校へ通ったときには生活リズムが合わず、通学を負担に感じました。
そのため私は、
やる気があるかだけではなく、3年以上続けられそうな時間割か
も学校選びに入れたいです。
出席・実習の欠席も確認する
歯科衛生士の養成課程では、必要な講義・実習を受けることも重要です。
通信制高校で登校日数が少なかったからといって、
進学後も同じように考えてよいとは限りません。
特に実習について、
- 補習できる?
- 再実習はある?
- 追加費用は?
- 欠席できる範囲は?
- 長期欠席時は?
- 休学・復学制度は?
などを確認します。
私は、
「実習はありますか?」
より、
「体調不良で実習を1日休んだ場合はどうなりますか?」
と聞きたいです。
通信・オンラインだけで歯科衛生士になれる?
歯科衛生士は、国家試験の受験資格につながる指定された学校・養成所で学ぶ必要があります。
さらに臨地実習もあります。
そのため、
完全オンラインだけで国家資格取得まで終わる
と考えず、希望する学校の履修方法・対面授業・実習を確認してください。
歯科衛生士学校の入試では何を見る?
入試方法は全国共通ではありません。
専門学校・短大・大学によって、
- 総合型選抜
- 学校推薦型選抜
- 一般選抜
- 面接
- 小論文・作文
- 筆記試験
- 書類選考
などがあります。
志望校の最新募集要項を確認します。
通信制高校について聞かれたら?
通信制高校であることを隠すという方向ではなく、
- なぜ通信制高校を選んだか
- 現在どのように勉強しているか
- 歯科衛生士を目指した理由
- 進学後に何を頑張りたいか
を自分の言葉で整理したいです。
歯科衛生士国家試験の内容と2026年の合格率
歯科衛生士になるには、養成課程を卒業・卒業見込みまで進んだあと、国家試験を受験します。
国家試験では何を勉強する?
2026年3月1日に実施された第35回歯科衛生士国家試験では、
- 人体の構造と機能
- 歯・口腔の構造と機能
- 疾病
- 歯科衛生士概論
- 臨床歯科医学
- 歯科予防処置論
- 歯科保健指導論
- 歯科診療補助論
などが試験科目でした。
高校生の段階で国家試験対策を始める必要はありません。
ただ、
入学後は歯だけでなく、人体や疾病についても学ぶ
ことは知っておきたいです。
2026年の国家試験合格率は94.5%
第35回歯科衛生士国家試験では、
- 受験者:7,882人
- 合格者:7,452人
- 合格率:94.5%
でした。
数字だけを見ると、
「ほとんど受かるなら簡単なのかな」
と思うかもしれません。
しかし、国家試験を受けるまでには、指定された養成課程で3年以上学び、授業や実習を進める必要があります。
そのため、
合格率が高い=簡単に取れる資格
とは考えない方がよいです。
学校の合格率は受験者数も見る
例えば、
受験10人・合格10人=100%
と、
受験100人・合格100人=100%
では、同じ100%でも人数が違います。
学校資料では、
- 国家試験受験者数
- 合格者数
- 新卒者の数字か
- 対策授業
- 模擬試験
- 補講
- 個別指導
- 不合格時の支援
などを確認します。
学費は授業料だけ見ない
歯科衛生士の学校では、授業料以外にも費用が必要になる場合があります。
例えば、
- 入学金
- 授業料
- 施設設備費
- 教科書
- 実習着
- 制服
- 靴
- 器具
- 実習費
- 国家試験関連費
- 実習先への交通費
などです。
すべての学校で同じ費用が必要という意味ではありません。
だからこそ、学校ごとに確認します。
卒業までの総額を見る
初年度納入金が安く見えても、
- 実習費
- 教材費
- 器具代
- 交通費
などが別に必要なら、卒業までの負担は変わります。
「初年度納入金」だけでなく、卒業までの授業料+実習+教材+交通費で比較します。
私なら学校へ、
「卒業までに学校へ支払う金額と、自分で購入する物を分けて教えてください」
と聞きたいです。
歯科衛生士の就職先は歯科医院だけ?
歯科衛生士の主な就職先は歯科診療所ですが、それだけではありません。
例えば、
- 歯科診療所
- 病院
- 保健所
- 市町村保健センター
- 口腔保健センター
- その他の関連施設
などで働く場合があります。
就職率だけで学校を選ばない
学校資料に、
就職率○%
と書かれていても、それだけでは仕事内容まで分かりません。
例えば、
- 一般歯科
- 病院
- 小児歯科
- 矯正
- 行政関係
- その他
など、卒業生がどこへ進んでいるかも確認します。
自分が興味を持っている分野と、学校の実習先・就職先が近いかも比較できます。
学校資料で確認したい10項目
専門学校・短大・大学を比べるときは、次の10項目を同じ条件で確認すると分かりやすいです。
| 項目 | 見ること |
|---|---|
| 1 | 国家試験の受験資格を得られるか |
| 2 | 修業年限は3年か4年か |
| 3 | 週何日・何時から通うか |
| 4 | 学内実習・臨地実習の時期 |
| 5 | 実習先はどこか |
| 6 | 実習欠席時の補習・再実習 |
| 7 | 卒業までの学費・実習費 |
| 8 | 国家試験対策 |
| 9 | 国家試験の受験者数・合格者数 |
| 10 | 卒業生の就職先・相談体制 |
私は特に、
国家試験を受けられる?
↓
実習を続けられそう?
↓
3年以上通い続けられそう?
の順で見たいです。
校舎の写真だけでなく、「国家試験受験資格・実習・時間割・総額」を同じ条件で比較してください。
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オープンキャンパスで聞きたいこと
オープンキャンパスでは、
「歯科衛生士になれますか?」
だけではなく、具体的に質問します。
例えば、
- 卒業すると国家試験の受験資格を得られる?
- 修業年限は何年?
- 1週間の時間割を見せてもらえる?
- 臨地実習は何年次から?
- 実習先はどう決まる?
- 実習を体調不良で休んだら?
- 国家試験対策はいつから?
- 国家試験の受験者数・合格者数は?
- 授業料以外に何を購入する?
- 通信制高校出身者への学習相談はある?
などです。
私の意見|合格率より「3年以上続けられるか」を見たい
私は現在、公立の通信制高校に在籍しています。
進学先を選ぶなら、国家試験合格率だけでは決めたくないです。
歯科衛生士になるまでには、3年以上の学校生活に加えて、学内実習や臨地実習、国家試験があります。
歯科衛生士になるまでには、
- 3年以上の学校生活
- 学内実習
- 臨地実習
- 国家試験
があります。
また、人の口の中に触れ、患者さんと近い距離で関わる仕事でもあります。
通信制高校から進学すれば、毎日の通学生活へ大きく変わる可能性もあります。
だから私は、
「国家試験に受かりやすそうか」
だけでなく、
「国家試験を受けるところまで自分が続けられそうか」
を学校選びで大切にしたいです。
通信制高校から歯科衛生士を目指すFAQ
まとめ|実習・通学まで見て学校を選ぼう
通信制高校からでも、歯科衛生士を目指せます。
今回のポイントは次の通りです。
- 国家試験受験資格につながる指定課程を選ぶ
- 養成課程は3年以上
- 専門学校・短大・大学から比較できる
- 学内実習・臨地実習がある
- 通信制高校から通学生活が変わる可能性がある
- 実習を休んだ場合の対応まで確認する
- 国家試験合格率だけで学校を決めない
- 学費・実習・就職先まで2~3校比較する
私は、
国家試験を受けられる学校?
↓
実習を続けられそう?
↓
3年以上通えそう?
↓
国家試験対策・学費・就職先は?
という順番で見たいです。
「歯科衛生士になれる学校」だけではなく、「国家試験を受けるところまで続けられそうな学校」かを考えて選んでみてください。
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