小樽双葉高校通信制はどんな学校?学費・2つのスクーリングを解説

小樽双葉高等学校の通信制について、
「土曜日は毎週通うの?」
「札幌や余市方面から通える?」
「学費や進路実績はどうなっている?」
と気になっている人もいると思います。
小樽双葉高等学校には、全日制課程とは別に普通科・単位制の通信制課程があります。
通信制課程は2005年に開設され、普段は自宅でレポートを進めながら、小樽市にある本校へスクーリングに通って高校卒業を目指します。
大きな特徴は、スクーリングの受け方を「土曜日型」と「集中型」から選べることです。
この記事では、2つのスクーリング型、レポートの進め方、学費、入試、進路実績などを、現在の公式情報を基に解説します。
小樽双葉高校通信制を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校 | 小樽双葉高等学校 |
| 課程・学科 | 通信制・単位制・普通科 |
| 所在地 | 北海道小樽市住ノ江1丁目3番17号 |
| 募集区域 | 北海道 |
| 土曜日型 | 前期約8日・後期約8日 |
| 集中型 | 夏約1週間・冬約1週間 |
| レポート | 紙で作成して郵送 |
| 進捗確認 | SCHOOL DB |
| 卒業条件 | 3年以上の在籍・74単位以上・特別活動30時間以上など |
| 入学選考 | 面接 |
| 授業料 | 1単位10,000円(2026年4月現在) |
JR南小樽駅から徒歩約2分、住吉神社前バス停から徒歩約3分です。
仏教精神を基調とした教育方針
小樽双葉高校は、北海道龍谷学園の学校です。
通信制課程でも、仏教精神を基調とした教育を学校のミッションとして掲げています。
「いのちの教育」「心の教育」を学校教育の土台としている点は、学校の歴史や考え方を知るうえで特徴の一つです。
小樽双葉高校には2つのスクーリング型がある


小樽双葉高校の通信制課程では、「土曜日スクーリング型」と「集中スクーリング型」から登校方法を選べます。
どちらも普段は自宅学習が中心です。違うのは、学校で授業を受ける時期と日数です。
土曜日型は前期約8日・後期約8日
土曜日型は、決められた土曜日に少しずつスクーリングへ参加する学び方です。
現在の一般的な日程は、次のように案内されています。
- 前期:5月初旬から7月初旬までの土曜日に約8日
- 後期:10月初旬から1月中旬までの土曜日に約8日
年間では約16日ですが、1年間を通して毎週土曜日に登校するわけではありません。
学校公式では、土曜日型を、定期的に登校しながら進学指導や教科指導を受けたい生徒向けのスクーリング型として紹介しています。
土曜日型で欠席した授業は、集中スクーリングで補える場合があります。補える科目や時間は履修内容によって異なるため、欠席時の対応を入学前に確認しておきましょう。
集中型は夏と冬に約1週間ずつ
集中型は、夏と冬にスクーリングをまとめて受ける学び方です。
現在の一般的な日程は、次のように案内されています。
- 夏季:7月下旬から8月上旬に約1週間
- 冬季:1月上旬に約1週間
年間の登校期間は約2週間ですが、1日ずつ分けて通うのではなく、約1週間の連続した登校が年2回あります。
仕事や居住地の関係で毎月小樽へ通うことが難しく、夏と冬に予定をまとめたい人が比較しやすいスクーリング型です。
学校指定の宿泊施設や宿泊方法は、現在の公式サイトでは確認できません。遠方から通う場合は、宿泊の必要性、手配方法、費用を学校へ確認してください。
なお、学校公式では、遠隔地に住んでいる人などには放送教材を利用して一部の面接指導を振り替える方法もあると案内しています。対象科目や利用条件は学校へ確認が必要です。
土曜日型と集中型を比較
| 比較 | 土曜日型 | 集中型 |
|---|---|---|
| 登校時期 | 前期・後期の土曜日 | 夏・冬 |
| 日数の目安 | 年間約16日 | 年間約2週間 |
| 登校方法 | 数か月に分けて通う | 約1週間ずつまとめて通う |
| 検討しやすい人 | 定期的に教科指導を受けたい人 | 遠方在住・仕事と両立したい人 |
実際に必要なスクーリング時間は、履修する科目や単位数によって変わります。
年間の登校日数だけでなく、土曜日に予定を分ける方が管理しやすいか、夏と冬にまとめる方が生活に合うかを比べてみてください。



毎週通うのと違います!
連日の登校に耐えられるか確認!
自宅学習とレポートの進め方
小樽双葉高校の通信制課程は、自宅での自学自習が基本です。
高校卒業に必要な単位は、主に次の流れで修得します。
- 教科書や学習書を使って自宅で勉強する
- 紙のレポートを作成して学校へ郵送する
- 担当教員から添削を受ける
- 必要なスクーリングへ出席する
- 単位認定試験に合格する
スクーリングへ参加するだけではなく、普段の自宅学習とレポート提出を続ける必要があります。
レポートは紙で作成して郵送する
現在の公式案内では、レポートは紙で作成し、学校へ郵送します。
学校では科目担当の教員がレポートを添削し、生徒へ返送します。
スマートフォンやパソコンだけで提出を完結する仕組みではありません。封筒、提出期限、返却されたレポートを自分で管理する必要があります。
SCHOOL DBで提出状況を確認できる
レポート自体は紙で提出しますが、学校では「SCHOOL DB」という教務システムを導入しています。
生徒用マイページから、主に次の情報を確認できます。
- レポートの提出状況
- スクーリングの出席状況
- 学校からの連絡
小樽双葉高校は、「レポートの作成・提出は紙」「学習の進捗確認はWeb」という組み合わせです。
また、通信制課程では、科目選択や履修登録も自分で考えて進めることが基本とされています。
3年間で卒業するために何単位ずつ履修するのか、進学に必要な科目は何かなど、履修登録時に先生へどこまで相談できるか確認しておきましょう。



全部オンラインじゃない!
紙の管理も必要だよ!
平日は個別指導や自習室を利用できる


レポートで分からないところがある場合は、スクーリングのない平日でも本校へ行き、個別指導を受けられます。
2026年度の情報公開では、事前に連絡すれば、平日に自習室を利用できることも案内されています。
普段は自宅で学びながら、
- レポートで分からないところを質問したい
- 単位認定試験の前に勉強したい
- 自宅だけでは学習が止まりやすい
- 進路について相談したい
というときに、本校を利用できます。
利用できる曜日や時間、事前予約の必要性は学校へ確認してください。
なお、平日の個別指導や自習室利用が、正式なスクーリングの出席時間として扱われるとは限りません。スクーリングとの違いも確認しておきましょう。
2026年5月時点の在籍者数は64人
学校が公表している2026年5月1日時点の通信制課程の在籍者数は64人です。
2026年4月1日から5月1日までの入学者数は16人と公表されています。
全国に多数のキャンパスを展開する大規模な通信制高校とは、学校の規模や生徒同士の関わり方が異なります。
ただし、64人は通信制課程全体の在籍者数です。1回のスクーリングに参加する人数や、1教室で授業を受ける人数ではありません。
実際の授業人数や校内の雰囲気は、学校見学や個別相談で確認してみてください。
全日制課程と同じ校舎・施設を利用する
小樽双葉高校には、通信制課程と全日制課程があります。
通信制課程も、小樽市住ノ江にある全日制と同じ校舎を利用します。
2026年度の情報公開には、普通教室のほか、次のような施設が掲載されています。
- 理科室・家庭科室・音楽室
- 図書室・自習室
- 体育館・講堂
- 保健室・カウンセリング室
学校公式では、全日制との連携による学習・進路支援も通信制課程の特徴として紹介しています。
小樽双葉高校へのアクセスと冬の通学


公式サイトに掲載されている、南小樽駅までの所要時間の目安は上の画像のとおりです。
小樽双葉高校は、JR南小樽駅から徒歩約2分の場所にあります。
住吉神社前バス停からも徒歩約3分です。高速バスも停車します。
小樽市内だけでなく、札幌・手稲・余市方面から通信制高校を探している人も比較できます。
ただし、上記は駅から駅までの目安です。自宅から最寄り駅までの時間と、乗り換え時間も含めて計算しましょう。
入学前には、雪によるJR・バスの遅延や運休が起きた場合の扱い、遅刻や欠席になった授業の補い方も確認しておくと安心です。
3年間で卒業するための条件
新入学から必要な学習を進めれば、3年間で高校卒業を目指せます。
主な卒業条件は次のとおりです。
- 前の高校を含めて3年以上在籍する
- 必修科目を含めて74単位以上修得する
- 特別活動へ30時間以上参加する
各科目の単位を修得するためには、レポートの提出、必要なスクーリングへの出席、単位認定試験への合格が必要です。
特別活動について、学校公式では「小樽ならではの体験学習」が行われると紹介されています。
具体的な行事内容は年度によって変わるため、どの活動に参加すれば30時間を満たせるのか確認してください。
転入・編入の場合は、前の高校での在籍期間や修得単位を引き継げることがあります。入学後の卒業予定時期は、出願前に学校へ確認しましょう。
不登校経験がある人への学習・相談支援
小樽双葉高校の通信制課程では、自宅学習を基本にしながら、生活スタイルに合わせてスクーリング型を選べます。
学校公式では、学力に合わせた課題と、一人ひとりに応じた個別指導を行うと案内しています。
不登校経験がある場合は、登校日数だけでなく、次の違いを比べてみてください。
- 土曜日型では、前期・後期の決められた土曜日に通う
- 集中型では、夏と冬に約1週間ずつ続けて通う
- 自宅では、紙のレポートと提出期限を管理する
- 必要に応じて、平日に個別指導や自習室を利用する
スクールカウンセラーへ相談できる
2026年度の情報公開では、スクールカウンセラーが1人配置されています。
相談は毎週火曜日に対面・予約制で行われると案内されています。
生徒本人だけでなく保護者も相談できるのか、予約方法、相談時間、火曜日に登校できない場合の対応は学校へ確認してください。


通信制課程の進路実績と進学・就職支援


2025年度の通信制課程卒業者は34人でした。
公式の情報公開ページには、卒業後の進路として次の人数が掲載されています。
| 進路 | 人数 |
|---|---|
| 道外私立大学 | 1人 |
| 道内短期大学 | 2人 |
| 道内専門学校 | 7人 |
| 就職 | 3人 |
上記の合計は13人で、卒業者34人全員の進路内訳は公表されていません。掲載されている範囲の進路情報として見てください。
過去に公表された具体的な進学先・就職先
2022年度の通信制課程の実績として、学校発行の「ふたばつうしん」には次の進路先が掲載されています。
大学・短期大学では、北海学園大学、北星学園大学、札幌国際大学、北翔大学短期大学部などです。
専門学校では、大原法律公務員専門学校、札幌デザイナー学院、札幌医学技術福祉歯科専門学校などが掲載されています。
就職先には、北海道エネルギー、ミユキソーイング、トータル運輸が掲載されています。
年度の異なる実績であるため、2025年度の進路先として紹介しないようにしてください。
小論文・面接・教科指導も受けられる
通信制課程でも、大学・専門学校への進学や就職を目指せます。
学校公式では、次のような進路支援を案内しています。
- 大学受験に向けた小論文・教科指導
- 就職に向けた面接指導
- 総合学力テストやスタディーサポート
- 漢検・英検・数検
- 情報処理・文書処理能力検定
- 看護模試
希望する大学の受験科目、推薦入試や志望理由書の指導、就職先の探し方など、どこまで個別に対応してもらえるか確認しておきましょう。
なお、小樽双葉高校の全日制課程にも大学合格実績がありますが、通信制課程の進路実績とは分けて見る必要があります。


2026年度の学費
2026年4月現在、入学時などに必要な納入金は次のとおりです。
| 項目 | 金額 | 支払時期 |
|---|---|---|
| 入学金 | 10,000円 | 入学時のみ |
| 施設拡充費 | 20,000円 | 初年度のみ |
| 育成会費 | 10,000円 | 初年度のみ |
| 通信事務費 | 20,000円 | 毎年 |
| 環境衛生費 | 10,000円 | 毎年 |
| 生徒会費 | 7,200円 | 毎年 |
| 合計 | 77,200円 | 1年次モデル |
授業料は、1単位10,000円です。
学校が示している1年次標準の25単位を履修した場合は、10,000円×25単位=250,000円となります。
就学支援金を適用する前の1年次モデルは、250,000円+77,200円=327,200円です。
このほかに、教材費や行事費などがかかります。
授業料部分は、高等学校等就学支援金の利用によって実際の負担額が変わります。世帯ごとの自己負担額は、学校へ確認してください。
交通費・宿泊費も確認する
土曜日型では、小樽本校まで年間約16日通う交通費がかかります。
集中型は夏と冬にまとまって登校するため、居住地によっては宿泊費も必要です。
学費を比較するときは、次の費用を含めて考えましょう。
- 学校へ支払う納入金と授業料
- 教科書・教材費
- 行事や特別活動の費用
- 小樽本校までの交通費
- 集中型で必要になる宿泊費
札幌や余市方面から土曜日型で通う場合と、遠方から集中型へ参加する場合では、家庭の負担額が変わります。



教科書代や交通費は
別にかかるから注意!
入試・転入・編入と募集区域
現在の公式案内では、通信制課程の入学選考は面接で行われます。
面接の日時や必要書類などの詳細は、出願受付後に案内されます。
実際の出願には、学校から配布される生徒募集要項の冊子が必要です。公式サイトに掲載されている書式を印刷して、そのまま出願することはできません。
新入学・転入学・編入学の違い
| 入学区分 | 対象 | 入学時期 |
|---|---|---|
| 新入学 | 中学校卒業見込み・中学校卒業者 | 4月 |
| 転入学 | 現在、高校などに在籍している人 | 随時 |
| 編入学 | 高校などを中途退学した人 | 4月 |
転入・編入では、前の高校で修得した単位を引き継げる場合があります。
現在高校に在籍している場合は、退学手続きをする前に、次の点を相談してください。
- 引き継げる単位数
- 入学できる時期
- 卒業予定時期
- 履修する必要がある科目
2026年度の募集区域は北海道です。
全国募集型の通信制高校ではないため、出願時に北海道内に住所があることなど、詳しい条件を募集要項で確認してください。
小樽双葉高校通信制が向いている人
小樽双葉高校の通信制課程は、次のような人に向いています。
- 北海道内に住み、小樽本校へ通える
- 土曜日に少しずつスクーリングを受けたい
- 夏と冬にまとめて登校したい
- 紙のレポートを使って勉強したい
- 必要なときに平日の個別指導や自習室を利用したい
一方、次のような場合は、ほかの通信制高校も含めて比較しましょう。
- 北海道外から入学したい
- スマートフォンだけでレポートを完結したい
- 紙の提出物や郵送の管理が苦手
- 夏と冬に約1週間続けて登校することが難しい
- 冬に小樽まで移動することが難しい
土曜日型と集中型では、同じ学校でも年間の予定が大きく異なります。
登校日数の少なさだけではなく、自分が予定を管理しやすいスクーリング型を選ぶことが大切です。
ほかの通信制高校とも比較して決める
小樽双葉高校は、土曜日型と集中型からスクーリングの受け方を選べる、北海道内向けの通信制高校です。
紙のレポートとSCHOOL DBを組み合わせて学習し、必要なときは平日の個別指導や自習室も利用できます。
一方、北海道には、週1~5日通える学校、オンラインでレポートを提出できる学校、道内各地に学習拠点がある学校などもあります。
学校を比較するときは、次の項目を同じ条件で並べてみましょう。
- スクーリングの日数と時期
- レポートの提出方法
- 小樽本校までの通学時間
- 教材費・交通費を含めた年間費用
- 学習・進学・就職の支援内容
気になる学校が複数ある場合は、学校案内や募集要項を取り寄せ、スクーリング日程や年間費用を家族で比較してみてください。


私の意見|登校日数より「登校の分け方」で選びたい
小樽双葉高校で特徴的だと感じたのは、
単純な「週○日」ではなく、スクーリングの受け方を選べることです。
主な違いは、
- 土曜日型:前期・後期の土曜日に少しずつ登校
- 集中型:夏・冬に約1週間ずつまとめて登校
という点です。
私が別の通信制高校へ通っていたときも、登校日数より、その予定を生活の中で続けられるかが大切だと感じました。
そのため、「どちらの日数が少ないか」より、「どちらの予定なら管理しやすいか」で考えると選びやすいと思います。
紙で学ぶ方が取り組みやすい一方、郵送物の管理が苦手な人は提出方法も確認しておきたいところです。
自宅学習を基本にしながら、自分に合うスクーリング方法を選びたい人に検討しやすい学校です。
小樽双葉高校通信制についてよくある質問
まとめ|土曜日型と集中型を比べて選ぶ
小樽双葉高校の通信制課程では、土曜日型と集中型からスクーリングの受け方を選べます。
主な特徴は次のとおりです。
- 土曜日型は前期約8日・後期約8日
- 集中型は夏約1週間・冬約1週間
- レポートは紙で作成して郵送
- SCHOOL DBで提出・出席状況を確認できる
- 平日に個別指導や自習室を利用できる
- JR南小樽駅から徒歩約2分
土曜日型は、決められた土曜日に少しずつ通いたい人が比較しやすい学び方です。
集中型は、毎月通うことが難しく、夏と冬に予定をまとめたい人が比較しやすい学び方です。
学校を選ぶときは、年間の登校日数だけでなく、紙のレポートを続けられそうか、小樽本校まで通えるか、交通費を含めていくら必要になるかも確認しましょう。
スクーリング日程、学費、入試、募集区域、転入・編入の時期は変更される場合があります。出願前には、希望年度の学校案内と生徒募集要項で最新情報を確認してください。






