札幌静修高校通信制はどんな学校?学費・登校日数・スクーリングを解説

札幌静修高等学校の通信制について、
「週何日くらい通う?」
「通信制から全日制へ移れる?」
「ファスやホームクラフトでは何を学ぶ?」
「学費やスクーリングはどうなっている?」
と気になっている人もいると思います。
札幌静修高等学校は、札幌市中央区にある私立高校です。2023年に通信制課程が開設されました。
通信制の基本スタイルに、週1〜5日の学習サポート、ファス、ホームクラフト、グローバルなどを追加できるのが特徴です。
また、学習サポートコースで条件を満たした生徒は、2年次に全日制普通科総合への転籍を目指せます。
この記事では、登校日数、オプション、全日制への転籍、学費、スクーリング、入試について解説します。
札幌静修高等学校の通信制を30秒で確認
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校 | 札幌静修高等学校 |
| 課程 | 通信制課程 |
| 開設 | 2023年 |
| 所在地 | 札幌市中央区南16条西6丁目 |
| 基本 | 自宅学習・レポート |
| 登校 | 学習サポートを週1〜5日追加可能 |
| オンライン | 学習サポートで登校と併用可能 |
| オプション | 学習サポート・ファス・ホームクラフト・グローバル |
| スクーリング | 札幌本校で平日の午後に実施 |
| 授業料 | 1単位12,000円 |
| 全日制への転籍 | 条件を満たした場合、2年次に普通科総合へ転籍可能 |
札幌本校の所在地は、
〒064-0916 北海道札幌市中央区南16条西6丁目2番1号
です。
ただし、ファスやホームクラフトでは本校以外の実習場所を利用します。
そのため、オプションを選ぶ場合は実習先までの移動も確認してください。
最大の特徴|条件を満たせば全日制へ転籍できる


札幌静修高等学校には、全日制課程と通信制課程があります。
学校公式では、札幌市内で唯一、全日制への転籍が可能な私立高校と案内しています。
学習サポートコースで転籍条件を満たした生徒は、2年次に全日制の普通科総合へ転籍できます。
入学時は通信制を選び、学校生活に慣れてから全日制への転籍を検討できるのは、札幌静修ならではの特徴です。
ただし、通信制へ入学すれば希望だけで転籍できるわけではありません。2027年度の案内では、2年次から全日制へ転籍する場合、29単位の修得が必要とされています。
学校説明会では、次の点を確認しておきましょう。
- 必要な単位や成績
- 出席に関する条件
- 転籍できる時期
- 募集人数
- 転籍後の学費
全日制への転籍は、入学後に選べる進路のひとつです。通信制の学び方が合っている場合は、そのまま通信制で卒業を目指せます。



通信制から
大学や就職へ進む道もあるよ!
札幌静修の登校日数|週1〜5日の学習サポートを追加できる
札幌静修の通信制は、最初から週1日・週3日・週5日の固定コースを選ぶ仕組みではありません。
自宅でレポート学習を進める基本スタイルに、必要な学びをオプションとして追加します。
| 希望する学び方 | 組み合わせ例 |
|---|---|
| 自宅学習を中心にしたい | 基本スタイル |
| 通学する日を作りたい | 基本+学習サポート |
| 自然の中で学びたい | 基本+ファス |
| DIYや住宅技術を学びたい | 基本+ホームクラフト |
札幌本校の学習サポートでは、週1〜5日から登校日数を選べます。登校とオンラインを組み合わせることも可能です。
学習サポートは、追加費用を支払うことで月単位で日数を増やせます。残りの月数に応じて費用が計算されます。
一方、日数を減らす変更は年単位です。オプション費は年払いとなり、納入後は返金されません。
最初は週1日から始め、慣れてから日数を増やすことはできますが、毎月自由に増減できる仕組みではありません。



登校変更タイミングは
入学前に要チェック!
札幌静修で選べる4つのオプション
基本スタイルには、希望に応じて次のオプションを追加できます。
| オプション | 日数 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 学習サポート | 週1〜5日 | 通学・オンラインによる学習支援 |
| ファス | 週1日 | 自然・作物・動物を使った体験学習 |
| ホームクラフト | 週1〜2日 | DIY・住宅・リフォーム |
| グローバル | 週1日 | 日本語・日本文化・生活習慣 |
複数のオプションを組み合わせることもできます。選ぶ内容によって、登校日数と年間費用が変わります。
学習サポート|勉強・学校生活・進路を支援


学習サポートは、登校日を増やすだけのオプションではありません。
札幌本校では、クラス担任制の少人数教育を取り入れ、レポートや各教科の質問、学校生活、進路について相談できます。LHRや個人面談も行われています。
登校とオンラインを組み合わせられるため、「学校へ通う日を作りたい」「自宅学習だけでは課題を進めにくい」といった場合にも利用できます。
大学受験指導のほか、学校行事、部活動、職業体験、ボランティア活動などへ参加できることも、全日制課程を併設する札幌静修の特徴です。
公式サイトでは、中学生のときにあまり学校へ通えなかった生徒が週1回の登校から始め、2年次に全日制へ転籍して大学進学を目指している例も紹介されています。
学習サポートを選ぶ場合は、週何日通うかだけでなく、どのような支援や活動へ参加したいかも考えておきましょう。
ファス|農業というより「自然を使った体験学習」


ファス(F×EARTH)は、株式会社マイファームと連携して行う体験型の学びです。
自然や作物、動物などと関わりながら学びます。
学校資料では、
作物栽培。
アウトドア。
トイドローン。
パン作り。
草木染め。
など、さまざまな活動例が紹介されています。
農業高校の農業科とは違う
ここは分けて考えたいです。
ファスは、
通信制普通科+追加する体験型オプション
です。
農業高校の農業科へ入って、専門科目を中心に3年間学ぶ形とは違います。
「農業を専門職として学びたい」
のか、
「自然・作物・動物との体験を高校生活へ取り入れたい」
のかで選び方も変わります。
実習場所は小別沢
ファスの札幌実習フィールドは、
札幌市西区小別沢33
です。
札幌本校だけですべて完結するわけではありません。
2026年の体験イベントでも現地集合・現地解散の案内があります。
ファスを選ぶ場合は、実習内容だけでなく現地までの交通手段も確認したいです。
ホームクラフト|DCMでDIY・住宅技術を学ぶ
ホームクラフトは、DCM株式会社と連携して、DIY・住宅・リフォームについて学ぶオプションです。
実習は、DCM西岡店に設置された「DIY training place」で行われます。
店舗内の商品・工具・設備を使いながら、壁紙や床材の補修・張り替え、設計提案、DIY工具の使い方などを学びます。
公式サイトでは、次の資格取得を目指せると案内しています。
- リフォームスタイリスト
- カラーコーディネーター検定
- 建築CAD検定
- 石綿作業主任者
受講すれば自動的に資格を取得できるわけではなく、授業や実習を通して資格試験へ向けて学びます。
ホームクラフトは最大週2日まで追加できます。建築CAD検定を履修する場合は、パソコンの用意が必要です。
グローバル|外国ルーツや帰国子女を支援
グローバルは、日本で働く外国人の子どもや帰国子女を主な対象としたオプションです。
日本語・日本文化・マナー・生活習慣などを学びながら、高校卒業資格の取得を目指します。全日制ユニバーサル科との交流授業もあります。
対象は、国籍にかかわらず英語または日本語でコミュニケーションを取れる人です。受講人数は年4人程度が予定されています。
一般向けの語学コースではないため、対象条件は事前に確認してください。
札幌静修の学費|基本費用とオプション費


札幌静修の学費は、基本スタイルの費用に、希望するオプション費を加えて計算します。
基本スタイルの費用
2027年度の主な費用は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 50,000円 |
| 施設費 | 年20,000円 |
| 授業料 | 1単位12,000円 |
| 28単位分の授業料 | 336,000円 |
| 教務システム利用代など | 年23,550円 |
| 教科書代 | 年11,705円 |
学校公式では、令和8年度(2026年度)の就学支援金について、28単位分の授業料336,000円に支援金が適用される場合、授業料負担は0円になる例が掲載されています。
その場合、現在公開されている金額を単純に合計すると、初年度は105,255円にオプション費などを加えた金額が目安です。
制服代約50,000円は希望者のみです。動画教材を見るための端末とインターネット環境も必要ですが、学校による端末の指定やあっせんはありません。
単願と静修併願の合格者には、入学金40,000円の給付制度も案内されています。
オプション費
| オプション | 年間費用 |
|---|---|
| 学習サポート週1日 | 50,000円 |
| ホームクラフト週1日 | 100,000円 |
| ファス週1日 | 150,000円 |
| グローバル週1日 | 300,000円 |
学習サポートは最大週5日、ホームクラフトは最大週2日まで追加できます。
オプション費は就学支援金の対象外です。実習場所までの交通費や資格試験の費用についても確認しておきましょう。



トータルでいくらかかるか
確認しよう!
レポート・スクーリング・単位認定テストの流れ


札幌静修では、主に次の流れで単位を修得します。
- レポートを提出する
- スクーリングへ出席する
- 単位認定テストを受ける
レポート学習は、主に4〜7月と9〜12月に進めます。科目ごとのレポートを期限までに提出し、合格すると単位認定テストへ進みます。
スクーリングは札幌本校で、平日の午後に行われます。1日2時間×5日間を1クールとし、年間9クールが設定されています。
全員が9クールのすべてへ出席するわけではありません。自分が履修する科目の開講日に登校し、1〜3年次はそれぞれ30時間程度が目安です。
単位認定テストは9月と2月に行われ、レポートの範囲から出題されます。
基本のスクーリングは札幌本校で分散して受けるため、遠方の本校へ宿泊して参加する集中型ではありません。研修旅行や修学旅行などの希望制行事とは分けて考えましょう。
学校行事・部活動・資格にも参加できる
札幌静修では、通信制の生徒も学校行事や部活動へ参加できます。
2026年7月には、通信制課程の生徒が全日制と同じ静修祭に参加したことが学校公式で紹介されています。
また、札幌本校では、漢字検定・英語検定・情報処理検定などを受験できます。
行事や部活動への参加を希望する場合は、活動日や参加条件を学校説明会で確認してください。
札幌静修の入試と「静修併願」
2027年度の通信制課程では、単願・併願・静修併願の3つが案内されています。
静修併願は、札幌静修高校の通信制課程と全日制課程だけを受験し、両方に合格した場合は、どちらかへ必ず入学する方式です。
「全日制を受験したいけれど、毎日通えるか不安」という中学生にとって、通信制も同時に検討できる札幌静修独自の受験方法です。
2027年度入試の主な内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集定員 | 総定員360人 |
| 出願前 | 事前相談が必須 |
| 出願 | WEB出願+必要書類 |
| 選考 | 書類選考・個人面接 |
| 受験料 | 5,000円 |
事前相談後に必ず出願しなければならないわけではありません。通信制の学び方や希望するオプション、全日制への転籍について確認する機会として利用できます。
転入・編入と卒業条件
札幌静修では、ほかの高校からの転入や、高校を退学した人の編入を受け付けています。
2026年度の転入・編入では、4月から10月までの受け入れが案内されています。受け入れ月は年度によって変わるため、最新の募集要項を確認してください。
卒業には、次の条件を満たす必要があります。
- 74単位以上の修得
- 高校に3年以上在籍
- 特別活動30時間以上
新入学から条件を満たせば、3年間で卒業を目指せます。
転入・編入では、前の高校で修得した単位や在籍期間によって卒業時期が変わります。現在の高校を退学する前に、引き継げる単位と卒業予定時期を相談しておきましょう。
大学・専門学校への進学や就職も目指せる


札幌静修の通信制を卒業した後は、大学・短期大学・専門学校への進学や就職を目指せます。
学校公式では、希望する進路に合わせて、次のような支援を行うと案内しています。
- 面接練習
- 小論文指導
- 大学などの受験指導
- 就職情報の提供
- 個別の進路相談
大学進学のために、全日制へ転籍しなければならないわけではありません。
ただし、通信制課程の具体的な進学先や就職先は、現在の公式サイトでは一覧で確認できません。進路実績を重視する場合は、説明会で直近の進学先・就職先と人数を聞いてみましょう。
札幌静修の通信制が合いそうな人
札幌静修が合いそうな人と、入学前に確認したい人をまとめました。
| 比較候補にしやすい人 | 入学前に確認したい人 |
|---|---|
| 自宅学習から始めたい | 完全オンラインだけで卒業したい |
| 週1日から通学したい | 札幌本校への移動が難しい |
| 全日制への転籍も考えたい | 必ず全日制へ転籍したい |
| 自然やDIYに興味がある | 実習場所まで通うのが難しい |
| 宿泊集中型を避けたい | オプション費を含めて安く抑えたい |
札幌本校だけでなく、ファスの小別沢やホームクラフトのDCM西岡店まで通えるかも確認しておきましょう。
札幌静修とほかの通信制高校を比較する
札幌静修は、基本スタイルに何を追加するかによって、登校日数と学費が変わります。
学校を比較するときは、次の条件をそろえて確認しましょう。
- 週何日通うか
- スクーリングの場所
- レポートのサポート
- 希望する授業やオプション
- 就学支援金適用後の年間費用
札幌静修だけで決めず、自宅から通える通信制高校を2〜3校比較すると、自分が優先したい条件を整理しやすくなります。


私の意見|今の通い方だけで3年間を決めなくてもいい
私が札幌静修で特に特徴的だと感じたのは、入学時に3年間の通い方を完全に決めなくてもよいことです。
不登校を経験していると、「高校では毎日通わなければ」と考えること自体が負担になることがあります。
札幌静修では、自宅学習を基本にして、必要なら週1日から学習サポートを追加できます。学校生活に慣れてから登校日数を増やすことも可能です。
条件を満たせば全日制への転籍も検討できますが、通信制の学び方が合っているなら、そのまま卒業を目指せます。
ファスやホームクラフトについても、楽しそうという理由だけで増やすのではなく、実習場所まで通い、週1日続けられそうかを考えて選びたいです。
札幌静修は「どのコースへ入るか」よりも、「今の自分に何を追加するか」で考えると、特徴が分かりやすい学校だと思います。
札幌静修高等学校の通信制についてよくある質問
まとめ|基本スタイルに何を追加するか考えよう
札幌静修高等学校の通信制には、次の特徴があります。
- 自宅学習を基本に、週1〜5日の学習サポートを追加できる
- 条件を満たせば2年次に全日制普通科総合へ転籍できる
- ファスで自然や作物を使った体験学習ができる
- ホームクラフトでDIYや住宅技術を学べる
- 札幌本校で平日午後にスクーリングを受ける
札幌静修では、選ぶオプションによって登校日数と学費が変わります。
説明会では、自分が希望する組み合わせと、就学支援金適用後の年間費用・3年間の総額を確認しておきましょう。




