【体験談】仲の良かった友達が別の子と仲良くしてつらい中学生へ

仲の良かった友達が、最近は別の友達と一緒にいる。
以前は自分と遊んでいたのに、自分の知らないところで楽しそうにしている。
そのような場面を見ると、
「もう自分は必要ないのかな」
「私より、あの子の方が大切なのかな」
「どうして自分だけ誘ってくれないんだろう」
と、寂しくなることがあります。
私も中学生のころ、仲の良かった友達との関係が少しずつ変わり、つらく感じた経験があります。
中学1・2年生のころは、一緒に遊ぶことがありました。
しかし、中学3年生になると、友達にはそれぞれ新しく仲良い人ができました。
私だけ遊びに誘われていないと感じることが増え、仲間外れにされたような気持ちになりました。



少しずつ怖くなって
眠れない日が増えました…
この記事では、仲の良かった友達が別の子と仲良くしていてつらいときの気持ち、私の中学生時代の体験、友達への伝え方や距離の取り方を紹介します。
※友達関係は、それぞれの状況によって異なります。悪口、無視、SNSでの嫌がらせなどが続いている場合は、一人で抱え込まず、家族や学校の先生などへ相談してください。
友達が別の子と仲良くしてつらいのはおかしくない
仲の良かった友達との関係が変わると、寂しくなるのは不自然なことではありません。
大切にしていた関係だからこそ、
- 前のように戻りたい
- 自分を一番にしてほしい
- ほかの人といるところを見たくない
- 自分だけ誘われないのがつらい
と思うことがあります。
友達を大切に思っていたから苦しくなる
あまり関心のない相手なら、別の人と仲良くしていても、それほど気にならないかもしれません。
つらくなるのは、その友達との関係を自分が大切にしていたからだと思います。
一緒に遊んだこと。
笑ったこと。
学校で話したこと。
その時間が大切だったからこそ、関係が変わりそうになると不安になります。
友達が大切だったからこそ、関係の変化をつらく感じることがあります。
嫉妬する感情と相手を困らせる行動は別
嫉妬したり、寂しく感じたりする気持ちは、すぐに消せるものではありません。
感情が出たことだけで、自分を悪い人だと思わなくてよいと思います。
ただし、
- 相手の新しい友達の悪口を言う
- どちらが大切か選ばせる
- 相手がほかの人と話すのを止める
- 試すために無視する
- SNSで遠回しに責める
といった行動は、関係をさらに苦しくする可能性があります。
嫉妬してはいけないのではなく、嫉妬したときにどのように行動するかを考えることが大切です。
本当につらいのは「友達を取られたこと」だけではない


「友達を取られた」と感じるとき、その中にはいくつもの気持ちが混ざっていることがあります。
例えば、
- 自分より新しい友達の方が楽しそう
- 自分だけ会話へ入れない
- 以前より話しかけてもらえない
- 自分の知らない思い出が増えていく
- 学校で一人になるのが怖い
- 嫌われたのではないかと不安になる
という気持ちです。
自分の代わりができたように感じる
以前は自分と一緒にいた友達が、別の人と楽しそうにしていると、
「自分の代わりが見つかったのかな」
と考えてしまうことがあります。
相手はそのように考えていなくても、自分から見ると、居場所を取られたように感じることがあります。
学校で一人になることが怖い
友達との関係が変わるつらさには、これから学校で誰と過ごせばよいのか分からない不安もあります。
休み時間。
移動教室。
昼休み。
下校時間。
それまで一緒にいた相手と離れると、一人で過ごす時間が増えるかもしれません。
友達を失う不安だけでなく、学校での居場所を失うような怖さもあると思います。
本当に怖いのは、友達を取られることではなく、自分の居場所がなくなることかもしれません。
私も仲の良かった友達との距離が離れてつらかった


ここからは、私の中学生時代の体験を書きます。
これは私の場合の話なので、すべての中学生に同じことが起きるという意味ではありません。
中学校でクラスや過ごす人が変わった
中学生になると、小学生のころとは環境が変わります。
クラスが変わり、部活動や委員会などで関わる人も増えます。
私にも仲の良い友達がいましたが、ずっと同じクラスや同じ環境で過ごせるわけではありませんでした。
クラスが違っても友達でいられると思っていました。
中学1・2年生のころは一緒に遊んでいた
中学1・2年生のころは、友達と遊べる時間がありました。
クラスや普段一緒にいる人が違っていても、
「仲の良い友達であることは変わらない」
と思えていました。
一緒に遊べるだけで安心しましたし、関係が続いていると感じられました。
中学3年生になると友達に別の仲良い人ができた
中学3年生になると、友達にはそれぞれ別の仲良い人ができました。
ほかの人と過ごす時間が増え、自分が一緒にいる機会は少なくなっていきました。
相手が新しい友達を作ること自体は、悪いことではありません。
それでも当時の私は、簡単に納得できませんでした。
以前は一緒に遊んでいたのに、いつの間にか自分の入る場所がなくなったように感じました。
自分だけ誘われていないと感じた
友達同士で遊んでいることを知っても、自分は誘われていないことがありました。
「どうして自分だけ呼ばれなかったんだろう」
と考えました。
たまたまだったのかもしれません。
人数や予定の都合だった可能性もあります。
しかし、同じことが続くと、仲間外れにされたように感じました。
自分から聞くのも怖かったです。
「本当は一緒にいたくない」と言われたらどうしようと思い、何も言えませんでした。
平気なふりをしていた
本当は悲しかったのですが、友達の前では平気なふりをしていたと思います。
寂しいと伝えると、
「重いと思われるかもしれない」
「面倒な人だと思われるかもしれない」
と不安でした。
何も言わなければ傷つかずに済むように感じました。



寂しかったですが、
本人には言えませんでした…
友達が別の子と仲良くしても嫌われたとは限らない
友達がほかの人と話しているからといって、必ず嫌われたとは限りません。
人と関わるきっかけは、環境によって変わります。
- 同じクラスになった
- 席が近くなった
- 同じ部活動や委員会に入った
- 共通の趣味があった
- 一緒に帰る方向だった
- 話す時間が増えた
このような理由で、自然に仲良くなることもあります。
友達は一人だけではなくてもよい
自分にとって大切な友達が、別の人とも仲良くすることがあります。
それは、自分との思い出や関係がすべてなくなったという意味ではありません。
友達には、自分とは違う話をできる相手がいるかもしれません。
その人と仲良くすることと、自分を嫌いになることは、必ずしも同じではありません。
実際に距離を置かれている場合もある
一方で、
「気にしすぎだから大丈夫」
とすべて片づける必要もありません。
- 話しかけても何度も無視される
- 自分だけ繰り返し誘われない
- 連絡をしても返事がない
- 目の前で自分を外した予定を立てられる
- 自分にだけ冷たい態度が続く
という場合は、実際に関係が変わっている可能性もあります。
相手の気持ちは、こちらだけでは決められません。
しかし、自分が何度も傷ついているなら、そのつらさまで否定する必要はありません。
「嫌われたとは限らない」と考えることと、傷ついた事実を我慢することは別です。
事実と自分の想像を分けてみる
不安が強いときは、実際に起きたことと、自分の中で考えたことが混ざりやすくなります。
一度分けて考えると、まだ分かっていないことまで悪い方向に決めつけていないか確認できます。
| 実際に起きたこと | 自分の中で考えたこと |
|---|---|
| 休み時間に2人で話していた | 私よりその子の方が大切なんだ |
| メッセージの返事が遅かった | もう嫌われたんだ |
| 2人で帰っていた | わざと自分を外したんだ |
| 自分の知らない話をしていた | 私だけ何も教えてもらえない |
| 遊びに誘われなかった | もう友達ではないんだ |
右側の考えが間違っているとは限りません。
ただ、まだ本人へ確認していない段階では、事実とは言い切れないこともあります。
スマートフォンのメモへ書いてもよい
頭の中だけで考えていると、同じ不安を何度も繰り返してしまいます。
スマートフォンやノートへ、
- 実際に見たこと
- 自分が感じたこと
- まだ分からないこと
を分けて書いてみる方法があります。
例えば、
実際に見たこと:2人で帰っていた
感じたこと:寂しかった
まだ分からないこと:自分を避けているかどうか
という形です。
3人でいると自分だけ入れないと感じるとき


3人で過ごしていると、2人だけが盛り上がり、自分だけ会話へ入れないように感じることがあります。
- 2人だけが分かる話をしている
- 歩くと自分だけ後ろになる
- 自分が話しても反応が少ない
- 2人が目を合わせて笑っている
- 自分が話題を出さないと会話へ入れない
このような状態が続くと、一緒にいるのに一人でいるような気持ちになります。
無理に会話を続けなくてもよい
会話へ入ろうとして、自分だけが話題を考え続けると疲れてしまいます。
その場にいることが苦しい場合は、
- 一度トイレや図書室へ行く
- 別の席で少し休む
- 先に帰る
- 後から一対一で話す
という方法もあります。
毎回3人で行動しなければならないわけではありません。
一対一で話す方が伝えやすい場合もある
3人でいる場面で、
「私だけ会話に入れていない」
と伝えるのは難しいと思います。
仲の良かった友達と一対一になったときに、
最近、3人でいると少し会話に入りにくいと感じることがあった。
と短く伝える方が、落ち着いて話しやすい場合があります。
友達へ寂しい気持ちを伝えてもよい
友達との関係を続けたい場合は、寂しかった気持ちを伝える方法があります。
ただし、相手の交友関係を制限するような言い方ではなく、自分がどう感じたかを伝えます。
責めるように聞こえやすい言い方
- あの子とばかり仲良くしないで
- 私とあの子のどちらが大切なの?
- もう私のことは嫌いなんでしょ
- どうして私を誘わなかったの?
- 私を仲間外れにしているよね
相手も責められたと感じ、言い返したくなるかもしれません。
気持ちを伝えやすい言い方
最近、あまり話せなくて少し寂しかった。
また時間があるときに一緒に帰りたいな。
2人でいることが増えて、少し入りにくいと感じていた。
私も一緒に話して大丈夫かな。
また前みたいに、たまに遊べたらうれしい。
相手を悪い人と決めるのではなく、自分の気持ちと今後したいことを伝えます。
返事が思ったものと違う場合もある
気持ちを伝えても、以前と同じ関係へ戻れるとは限りません。
相手にも新しい人間関係や考えがあります。
それでも、何も分からないまま一人で考え続けるより、相手の気持ちを知れる場合があります。
ただし、話すことが怖い場合は、無理に伝えなくても大丈夫です。
「ほかの子と仲良くしないで」ではなく、「私は寂しく感じた」と伝える方が話しやすくなります。
前とまったく同じ関係には戻らないこともある
人間関係は、環境や時間によって変わることがあります。
仲が悪くなったわけではなくても、以前ほど一緒に過ごさなくなる場合があります。
関係を一人だけで戻すことはできない
自分が一生懸命誘ったり話しかけたりしても、相手の気持ちや生活まで変えることはできません。
何度誘っても断られる。
連絡をしても反応がない。
自分だけが関係を続けようとしている。
そのように感じる場合は、少し追いかけるのを休んでもよいと思います。
過去の思い出が嘘になるわけではない
今の関係が変わっても、以前一緒に遊んだ時間までなくなるわけではありません。
当時楽しかったことは、本当に楽しかったのだと思います。
「今は距離が離れたから、昔から友達ではなかった」
と考える必要はありません。
関係が変わることと、過去の思い出が嘘になることは別です。
関係が変わっても、一緒に過ごした時間までなくなるわけではありません。
その友達だけを学校での居場所にしすぎない
大切な友達が一人いることは、悪いことではありません。
ただ、その友達だけが学校での唯一の居場所になると、関係が変わったときに苦しさが大きくなります。
すぐに親友を作る必要はない
「別の友達を作ればいい」と言われても、簡単にできることではありません。
私も、すぐに気持ちを切り替えられたわけではありませんでした。
新しい親友を探すのではなく、
- あいさつできる人を一人増やす
- 授業のことを聞ける人を作る
- 図書室や保健室など落ち着ける場所を探す
- 先生と短く話す
- 別のクラスの知り合いへ声をかける
という小さなつながりでもよいと思います。
一人で過ごせる場所を見つける
休み時間に毎回誰かと話さなくても構いません。
図書室。
保健室。
静かな廊下。
先生の近く。
一人でも少し落ち着ける場所があれば、友達の行動だけを気にし続ける時間を減らせる場合があります。
高校の人間関係が不安な人へ、定時制高校で友達ができた体験や、一人で過ごす考え方はこちらで紹介しています。


SNSを何度も確認してつらくなるとき
友達のSNSを見ると、
- 2人で遊んでいる投稿がある
- 自分には返事がないのに投稿している
- 知らない場所へ一緒に行っている
- 自分だけ知らない話で盛り上がっている
ことに気づく場合があります。
一度見ると、ほかにも何かあるのではないかと、何度も確認したくなることがあります。
一時的に見ない方法もある
完全にブロックしなくても、
- 投稿をミュートする
- 夜は通知を切る
- SNSを開かない時間を決める
- オンライン表示を確認しない
- 共通の友達へ毎回聞かない
という方法があります。
SNSを見ないことは、逃げではありません。
気持ちが強く揺れているときに、傷つく情報から少し距離を取る方法です。
感情が強いときに投稿しない
つらいときは、
「友達に裏切られた」
「誰も信用できない」
などと投稿したくなることがあります。
しかし、後から消しても、相手や共通の友達が見ている可能性があります。
投稿する前に、下書きやメモへ書き、一晩置いてから考える方が安心です。
仲間外れや悪口が続く場合は我慢しなくてよい


友達に別の友達ができたことと、意図的に人を傷つける行動は分けて考える必要があります。
次のようなことが続く場合は、一人で我慢しないでください。
- 自分だけ何度もグループから外される
- 目の前で自分を外した予定を立てられる
- 話しかけても集団で無視される
- 悪口やからかいが続く
- 持ち物を隠される
- SNSで嫌な投稿をされる
- 周囲へ自分を無視するよう言われる
記録を残しておく
SNSのメッセージや投稿がある場合は、消される前にスクリーンショットを残します。
学校であったことも、
- いつ
- どこで
- 誰から
- 何をされたか
- その場に誰がいたか
をメモしておくと、大人へ相談するときに説明しやすくなります。
話しやすい大人へ相談する
相談先は、担任だけではありません。
- 家族
- 養護教諭
- スクールカウンセラー
- 学年の別の先生
- 部活動の先生
- 塾や習い事の先生
など、話しやすい人を選んで構いません。
文部科学省は、友達関係やいじめなどの悩みを24時間相談できる「24時間子供SOSダイヤル」を設けています。電話番号は 0120-0-78310 です。子ども本人だけでなく、保護者も相談できます。
友達関係がつらくて学校へ行けないとき
友達がほかの人といる姿を見ることがつらく、学校へ行くことまで苦しくなる場合があります。
- 朝になるとおなかや頭が痛くなる
- 教室へ入ることが怖い
- 休み時間を考えると不安になる
- 食事や睡眠に影響が出ている
- 学校で泣いてしまう
- 自分を強く責めてしまう
このような場合は、「友達のことで休むのは弱い」と考えないでください。
学校は授業だけでなく、長い時間を人と一緒に過ごす場所です。
人間関係がつらければ、学校へ向かうことまで苦しくなることがあります。
教室以外の過ごし方を相談する
学校によって対応は異なりますが、
- 保健室や別室で過ごす
- 遅い時間から登校する
- 苦手な相手と席を離す
- 休み時間の場所を変える
- 先生と先に話してから教室へ入る
などを相談できる場合があります。
すぐにすべてが解決するとは限りません。
それでも、一人で教室へ戻ることだけを目標にせず、少し安心できる過ごし方を探してもよいと思います。
友達関係が原因で学校へ行けないほどつらい場合は、一人で我慢しないでください。
自分から少し距離を取ることも悪くない
関係を続けようとするほど傷つく場合は、自分から少し距離を取る方法もあります。
距離を取ることは、相手を無視したり仕返ししたりすることではありません。
- 自分から連絡する回数を減らす
- SNSをしばらく見ない
- 休み時間を別の場所で過ごす
- 必要な会話は普通にする
- 相手の予定を確認し続けない
という穏やかな距離の取り方です。
自分だけが追い続けなくてもよい
友達関係は、一人だけで作るものではありません。
自分ばかりが誘い、相手からは何も返ってこない状態が続くと、疲れてしまいます。
一度追いかけることを休み、相手から話しかけてくるかを見る方法もあります。
距離を置いている間に、自分の気持ちが少し落ち着くこともあります。
今振り返って思うこと
中学生だった当時の私は、仲の良かった友達に別の仲良い人ができたことで、自分の居場所がなくなったように感じました。
以前は一緒に遊んでいたのに、自分だけ誘われていないと知ると、本当に寂しかったです。
「自分より、その人の方が楽しいのかな」
と考えました。
友達を取られたような気持ちになり、嫉妬している自分も嫌でした。
今振り返ると、クラスや環境が変われば、人間関係が変化することはあります。
友達に新しい友達ができることも、自然なことだと思います。
でも、それを理解できたからといって、当時の自分が感じたつらさまで否定する必要はないと思っています。
別の人に少し話しかけたり、先生や家族に相談したりする方法もあったと思います。
ただ、そのときはそのように動く余裕がありませんでした。
すぐに気持ちを切り替えられなかった自分を、責めなくてもよかったと思います。
誰かの一番の友達ではなくなったように感じても、自分がつまらない人になったわけではありません。
関係が変わることは寂しいです。
それでも、自分を雑に扱う必要はないと思います。
友達が別の子と仲良くしてつらいときのFAQ
まとめ:関係が変わっても自分の価値は変わらない
仲の良かった友達が別の友達と仲良くしていると、寂しくなることがあります。
以前は一緒に遊んでいたのに、自分だけ誘われないと、仲間外れにされたように感じることもあります。
そのときに、
- 悲しい
- 寂しい
- 嫉妬する
- 一人になるのが怖い
- 前の関係に戻りたい
と思うこと自体は、悪いことではありません。
ただし、相手にほかの友達と関わらないよう求めたり、新しい友達の悪口を言ったりすると、関係がさらに苦しくなる可能性があります。
関係を続けたい場合は、
最近あまり話せなくて寂しかった。
また一緒に話したい。
と、自分の気持ちを短く伝えてみましょう。
それでも以前と同じ関係には戻らないこともあります。
人間関係は、自分一人だけでは決められません。
無理に追い続けず、自分から少し距離を取ることもできます。
意図的な無視、悪口、SNSでの嫌がらせが続いている場合は、一人で我慢せず、大人へ相談してください。




