第一学院高等学校はどんな学校?学費・コース・通い方を解説

第一学院高等学校について、
「高萩校と養父校は何が違う?」
「週2日やオンラインでも学べる?」
「学費や本校スクーリングはいくらかかる?」
と気になっている人もいるのではないでしょうか。
第一学院高等学校は、茨城県の高萩校と兵庫県の養父校に本校を置き、全国68か所にキャンパスを展開している広域通信制・単位制高校です。
普段は近くのキャンパスやオンラインで学び、高校卒業に必要なスクーリングは所属する本校で受けます。
この記事では、通学スタイル・本校スクーリング・2026年度の学費・入試・進路実績を中心に解説します。
第一学院高等学校を30秒で確認
第一学院高等学校の基本情報をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 課程・学科 | 広域通信制・単位制/普通科 |
| 本校 | 高萩校・養父校 |
| キャンパス | 全国68か所※2026年4月時点 |
| 通学スタイル | 最大週5日・最大週2日・本校週1日など |
| オンライン | Mobile HighSchool |
| スクーリング | 所属する高萩校または養父校 |
| 修業年数 | 3年以上 |
| 卒業条件 | 74単位以上の修得・必修科目・特別活動など |
| 制服 | 用意されているが着用は自由 |
新入学の場合は、3年以上在籍し、74単位以上の修得などの条件を満たすことで3年間での卒業を目指せます。
単位を修得するには、レポートの提出・スクーリングへの出席・試験の受験が必要です。
高萩・養父本校と普段通うキャンパスの違い


第一学院高等学校には、茨城県の高萩校と兵庫県の養父校という2つの本校があります。
| 本校 | 所在地 | 主な担当エリア |
|---|---|---|
| 高萩校 | 茨城県高萩市赤浜2086-1 | 主に東日本 |
| 養父校 | 兵庫県養父市大谷13番地 | 主に西日本 |
所属する本校は、普段利用するキャンパスや居住地域などによって決まります。
「東日本だから必ず高萩校」と自分で判断せず、出願前に所属本校を確認しておきましょう。
普段のキャンパスと本校の役割
第一学院では、普段通うキャンパスと、高校卒業資格を出す本校の役割が分かれています。
| 場所 | 主な役割 |
|---|---|
| 全国のキャンパス | 日常の学習・友人との交流・進路相談など |
| 高萩校・養父校 | 在籍する高校の本校・スクーリング実施校 |
| 自宅・オンライン | レポート・映像学習・オンライン授業など |
例えば、札幌・東京・大阪などのキャンパスへ通っていても、高校卒業に必要なスクーリングは所属する高萩校または養父校で受けます。
普段通うキャンパスが近くても、本校スクーリングでは移動や宿泊が必要になることがあります。
入学前には、次の流れを確認しておくと高校生活をイメージしやすくなります。
本校スクーリング|日数・宿泊・費用
第一学院では、所属する高萩校または養父校で、高校卒業に必要なスクーリングを受けます。
日数・宿泊・費用は履修状況によって異なる
スクーリングの日程や日数は、全員一律ではありません。
主に次の内容によって変わります。
- 選んだコース
- 履修する科目・単位数
- 入学した時期
- スクーリングの日程
日程によっては宿泊を伴うため、本校までの交通手段や集合場所も確認が必要です。
2026年度高萩校の学校概要では、本校集中スクーリング運営費として「8,635円×泊数」が案内されています。これとは別に、本校までの交通費もかかります。
自分の場合の日数や泊数を知りたいときは、個別相談で次のように聞くと具体的です。
「このキャンパスのこのコースへ入学した場合、今年度のスクーリングは何日で、何泊する予定ですか?」
紙すき・陶芸などの体験学習もある
本校スクーリングでは、教科の授業だけでなく、紙すき・陶芸・アートプログラムなどの体験学習も行われています。
紙すきでは、自分たちの卒業証書を作る活動も紹介されています。
普段とは違う地域や自然の中で、ほかのキャンパスの生徒や地域の人と関われることも、本校スクーリングの特徴です。
高萩校・養父校へ週1日通う本校通学コース
高萩校・養父校の近くに住んでいる人を対象とした「本校通学コース」もあります。
本校へ週1日通い、普段の通学そのものがスクーリングになるコースです。そのため、宿泊を伴う本校集中スクーリングはありません。
利用できる地域が限られるため、対象になるかは本校へ確認してください。
第一学院の通学スタイルとコース


第一学院では、登校日数や学びたい内容に合わせて複数のコースを選べます。
主な通学スタイル
| コース | 通学の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| スタンダードコース | 最大週5日 | キャンパスへ通いながら学校生活を送りたい人向け |
| ベーシックコース | 最大週2日 | 少ない登校日数から始めたい人向け |
| Mobile HighSchool | オンライン中心 | 自宅を中心に学習を進める |
| 本校通学コース | 週1日 | 高萩校・養父校の近隣に住む人向け |
ベーシックコースでは、週1日から自分のペースで登校することも案内されています。
Mobile HighSchoolでは、オンラインでフェローへ相談しながら学習できます。ただし、オンライン中心でも、高萩校または養父校での本校スクーリングは必要です。
プレミアムコース・専門コースもある
第一学院では、通学日数だけでなく、興味や進路に合わせた専攻・専門コースも用意されています。
| 区分 | 主なコース・専攻 |
|---|---|
| 進学・語学・表現 | 大学進学、社会探究×総合型選抜、グローバル、韓国語学・文化、AIスキル、アート表現など |
| 専門分野 | 芸能、スポーツ、eスポーツ、美容、ペットなど |
| 新しい通学スタイル | 第一学院 managaraBASE |
スポーツコースでは、高萩本校で寮生活をしながら競技と高校生活を両立する学び方も案内されています。
キャンパスによって開講しているコースは異なります。希望するコースが最寄りのキャンパスで選べるか、出願前に確認しておきましょう。



最寄りの拠点で
何が学べるか確認してください!!
第一学院高等学校の学費はいくら?
第一学院の学費は、学校の基本費用に、コース別の指導料や本校スクーリング関連費などを加えて考えます。
2026年度の基本学費
2026年度高萩校の学校概要に掲載されている、普通科本科の費用は次のとおりです。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 入学検定料 | 10,000円 | 出願時 |
| 入学金 | 10,000円 | 入学年次のみ |
| 授業料 | 300,000円 | 1単位12,000円・25単位履修の場合 |
| 施設設備費・指導関連費 | 65,300円 | 教材費・システム使用料などを含む |
| 学納金合計 | 375,300円 | 入学検定料を除く |
この375,300円は、25単位を履修した場合の本校基本費用です。
選ぶコースやキャンパスによっては、別途、コース別指導料などがかかります。
就学支援金を利用できる
第一学院高等学校は、高等学校等就学支援金制度の対象校です。
2026年度の公式案内では、通信制課程の授業料について、1単位あたり最大13,668円・年間30単位までが支給対象として案内されています。
13,668円は就学支援金の支給上限額であり、第一学院の授業料ではありません。実際の支給額は、履修単位数や授業料などに応じて決まります。
また、就学支援金の対象になるのは授業料です。
入学金・施設設備費・指導関連費・コース別指導料・スクーリング交通費などは、別に考える必要があります。
スクーリング費・交通費・コース費も確認
2026年度高萩校の学校概要では、本校集中スクーリング運営費として、8,635円×泊数が案内されています。
このほかに、本校までの交通費やコース別指導料などがかかります。
第一学院の学費を比べるときは、次の費用を合わせて見ておきましょう。
- 本校の学納金
- コース別指導料
- 本校スクーリング運営費
- 高萩校・養父校までの交通費
- 普段のキャンパスまでの通学交通費
年間学費だけでなく、希望するキャンパスとコースを決めたうえで、3年間の総額を出してもらうと比較しやすくなります。
※上記は2026年度高萩校学校概要をもとにしています。入学年度や所属本校、選択コースによって費用が変わる可能性があるため、最新の募集要項もご確認ください。



見えない追加費用も
すべて計算するんだよ!
マイプラと学習・学校生活のサポート


第一学院の特徴の一つが、独自の学び方である「マイプラ」です。
マイプラは、次の4つをまとめた名称です。
- マイ・プラスサイクル学習法
- マイ・プラスサイクル思考
- マイ・プラン
- マイ・プラットフォーム
自分の学力・生活・興味・進路目標に合わせて、学習内容や時間割を考えていきます。
全員が同じ時間割で学ぶのではなく、教科学習・オンライン学習・夢授業・PBL・サークル活動などを組み合わせられる点が特徴です。
フェローと一緒に学習計画を考える
第一学院では、教職員を「フェロー」と呼びます。
フェローは、学習だけでなく、学校生活や進路についても相談できる存在です。
自分一人で学習計画を作るのが難しい場合は、フェローと相談しながら、登校日や学習内容を調整していきます。
また、在校生が新入生を支える「ピアサポーター」という仕組みもあります。新しい環境に入るとき、先輩が声をかけたり、行事への参加を支えたりする取り組みです。
中学校内容から学び直せる
第一学院では、中学校内容の復習から大学受験対策まで、一人ひとりに合わせた学習支援を案内しています。
中学校で勉強できなかった期間がある場合は、学校見学や個別相談で次の点を聞いておくと安心です。
- 数学・英語はどの範囲から戻れるか
- 個別に質問できる時間があるか
- 苦手教科をどのように進めるか
- 自宅学習中に質問できるか
「学び直しがある」という説明だけでなく、自分が利用するキャンパスで、実際にどのような教材や質問時間を使えるかまで確認しておきましょう。
地域・仕事とつながる体験学習もある
第一学院では、
教科の勉強だけではなく、
地域や社会とつながる活動も行っています。
コミュニティ共育
例えば、
- ボランティア
- 職場体験
- 地域の大人との交流
- 地域課題への取り組み
などです。
PBL×SEL
身近な問題について、
仲間や地域の人と考え、
実際に行動してみるプロジェクト型の学習もあります。
夢授業
各分野で働いている人などから話を聞き、
仕事・社会・将来について考える機会です。
高校へ入る時点で、
「将来何をしたいか分からない」
という人もいると思います。
いろいろな人・仕事に触れながら考えられるのも特徴です。
主な大学・専門学校の合格実績


第一学院では、国公立大学・私立大学・専門学校などへの合格実績も公表しています。
主な合格実績は次のとおりです。
| 区分 | 主な合格実績 |
|---|---|
| 国公立大学 | 大阪大学、北海道大学、東京外国語大学、東京藝術大学、岡山大学など |
| 私立大学 | 早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京理科大学、明治大学、同志社大学、立命館大学など |
| 専門学校等 | 昭和大学医学部附属看護専門学校、HAL東京、日本工学院専門学校、山野美容専門学校、文化服装学院、辻調理師専門学校など |
掲載されている学校名は、2024年3月から2026年3月までの卒業生による過去3年間の合格実績です。
1人で複数の大学・学部・学科に合格した場合も、それぞれ合格者数として数えられています。
就職は幅広い分野に実績がある
公式サイトでは、2026年の就職実績として543名が公表されています。
具体的な企業名は掲載されていませんが、主な就職分野として次の業種が紹介されています。
- 医療・福祉
- 建設・製造
- ペット・美容・飲食・宿泊・教育などのサービス
- 不動産・販売
- 運輸・郵便
- 公務員
就職を考えている場合は、利用するキャンパスで受けられる求人紹介・面接練習・履歴書添削などの支援内容も確認しておきましょう。
第一学院の入試・転入・編入
第一学院はWeb出願に対応しています。
新入学の選考方法は、本人・保護者との面接と、「自分の未来について」というテーマの作文です。
作文は出願時に提出し、一般的な筆記試験は行われません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出願方法 | Web出願 |
| 入学検定料 | 10,000円 |
| 面接 | 本人・保護者 |
| 作文 | 「自分の未来について」 |
| 筆記試験 | 原則なし |
| 合格発表 | 入試から7日前後 |
コースによって選考方法が異なる
Mobile HighSchoolは、面接・作文ではなく書類選考のみです。
スポーツコースは、事前説明会・体験練習会への参加が必要で、学力試験と実技試験も行われます。
希望するコースによって選考方法が違うため、出願前に確認してください。
欠席日数などが気になる場合
第一学院は、不登校や高校中退を経験した生徒も在籍・卒業していると案内しています。
中学校での欠席日数や、入学後の登校について心配がある場合は、個別相談で現在の状況を伝えておきましょう。
入試方法だけでなく、入学後にどのくらいの登校から始められるか、欠席が続いたときにどのような連絡や支援があるかも聞いておくと安心です。
転入・編入にも対応
現在の高校から転校する場合は転入学、高校を退学している場合は編入学を検討できます。
前の高校で修得した単位や在籍期間を引き継げる可能性がありますが、転校時期や履修状況によって卒業予定時期が変わります。
現在の高校を辞める前に、次の点を確認してください。
転入までに必要な書類
引き継げる単位数
引き継げる在籍期間
第一学院での履修科目
卒業予定時期



選考に合わせた正しい準備が
必要だよ!
第一学院が比較候補になりやすい人
第一学院は、次のような人が比較しやすい通信制高校です。
- 最大週5日から少ない登校日数まで検討したい
- オンライン中心の学び方も候補にしたい
- フェローと相談しながら学習計画を作りたい
- 中学校内容から学び直したい
- 大学進学や専門分野のコースに興味がある
- 地域活動や体験学習にも参加したい
特に、登校日数と専門分野の両方からコースを選びたい人は、最寄りのキャンパスで開講しているコースを確認してみてください。
第一学院とほかの通信制高校を比較する
第一学院が気になっている場合も、2~3校を同じ条件で比べると、自分が重視したいポイントが分かりやすくなります。
比較したいのは、次の項目です。
- 実際の登校日数
- 3年間の学費総額
- スクーリングの場所・日数・宿泊
- レポートや学び直しのサポート
- 希望する進路への支援
- 自宅からの通いやすさ
第一学院は、キャンパスやコースによって通学日数・学費・学べる内容が変わります。
学校名だけで比べず、自分が利用するキャンパスと希望コースを決めたうえで、ほかの学校と比較してみましょう。


私の意見|普段の通学と本校スクーリングの両方を見たい
※ここからは第一学院高等学校での体験ではなく、私が別の夜間定時制高校へ通い、その後別の通信制高校で学んでいた立場からの意見です。
第一学院を調べていて特に重要だと感じたのは、普段通うキャンパスと、本校スクーリングを受ける場所が別になっていることです。
普段は近くのキャンパスやオンラインで学べても、スクーリングでは所属する高萩校または養父校へ行きます。
私も通信制高校で学んでいましたが、自宅中心の学び方でも、レポートの提出や試験、学習予定の管理があります。
第一学院でも、Mobile HighSchoolを選べば毎日の登校は少なくできますが、本校スクーリングへの参加は必要です。
そのため、私は登校日数だけでなく、
- 自宅学習を続けられそうか
- 困ったときに相談できるか
- 本校まで無理なく移動できるか
- 宿泊を含む日程に参加できるか
まで含めて比べたいと思います。
学費についても、授業料だけでは決めません。
希望するコースの指導料、本校スクーリング費、交通費を含めた3年間の総額を確認してから検討したいです。
第一学院高等学校についてよくある質問
まとめ|第一学院は本校・コース・学費をセットで確認
第一学院高等学校には、次のような特徴があります。
- 高萩校・養父校という2つの本校がある
- 全国のキャンパスやオンラインで学べる
- 最大週5日・最大週2日などから通学スタイルを選べる
- プレミアムコースや専門コースがある
- 所属本校でスクーリングを受ける
- マイプラやフェローによる学習支援がある
第一学院を検討するときは、普段の登校日数だけでなく、所属本校とスクーリングの日程も確認しておきたいところです。
学費については、基本の学納金に、コース別指導料・スクーリング運営費・交通費などを加えて考えます。
希望するキャンパスとコースを決めたうえで、3年間の総額や入学後の1週間について聞いてみると、自分に合うか判断しやすくなります。
キャンパス・コース・学費・スクーリング・入試などは年度によって変更される場合があります。
実際に出願するときは、入学年度の最新募集要項・学校公式情報・個別相談で確認してください。




