N高等学校(N高校)はどんな学校?学費・スクーリング・コースを解説

N高等学校について、
「自宅中心で高校卒業を目指せる?」
「スクーリングで沖縄へ行くの?」
「ネット・週1+・週3・週5は何が違う?」
と気になっている人もいると思います。
N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する広域通信制高校です。
本校は沖縄県うるま市にありますが、普段から毎日沖縄へ通う学校ではありません。
高校卒業に必要な学習はネット中心で進められ、希望に応じてキャンパスを利用する学び方も選べます。
一方、通信制高校なので、レポートだけでなくスクーリングやテストもあります。
この記事では、
・普段の学び方
・スクーリング
・学費
・サポート
・入試
・卒業後の進路
を中心に、N高が自分に合いそうか分かりやすく紹介します。
N高等学校を30秒で確認
まずは、基本情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | N高等学校 |
| 運営 | 学校法人角川ドワンゴ学園 |
| 課程 | 単位制・通信制課程 |
| 学科 | 普通科 |
| 本校 | 沖縄伊計本校 |
| 開校 | 2016年4月 |
| 主な学び | ネット+スクーリング |
| 所在地 | 沖縄県うるま市与那城伊計224 |
N高は2016年4月に開校し、2026年4月に開校10周年を迎えました。
N高を調べるときは、
「本校」
「普段利用するキャンパス」
「スクーリング会場」
を分けて考えると、学校の仕組みが分かりやすくなります。
N高等学校はどんな通信制高校?
N高では、高校卒業に必要な学習をネット中心で進められます。
レポートはオンラインで提出でき、毎日決まった教室へ通う学び方だけではありません。
普段は自宅中心で学ぶネットコースのほか、週1+・週3・週5など、キャンパスを利用する学び方もあります。
自宅で過ごす時間を増やしたい人から、通学型に近い生活を送りたい人まで比較できるのが特徴です。
どの学び方を選んでも、高校卒業に必要なレポート・スクーリング・テストなどがあります。
ネット中心で学べることと、何もしなくても卒業できることは別なので、実際の学習方法まで確認しておきたいです。
本校が沖縄でも毎日沖縄へ通うわけではない
N高の本校は、
沖縄県うるま市にある「沖縄伊計本校」
です。
ただし、普段から沖縄伊計本校へ通うわけではありません。
N高では、
本校
→ N高という高校そのものの本校
キャンパス
→ 週1+・週3・週5などで普段利用する場所
スクーリング会場
→ 高校卒業に必要な対面授業を受ける場所
という違いがあります。
普段は自宅などでネット学習を進めたり、希望する学び方に応じてキャンパスを利用したりします。
N高のスクーリングは何日?


N高でも、高校卒業のためにスクーリングへ参加します。
標準履修の場合、学校公式では、
1年次
→ 全国拠点で7~8日程度
2年次
→ 全国拠点と本校を合わせて8~10日程度
3年次
→ 全国拠点で7~8日程度
が目安として案内されています。
2年次には、原則として沖縄伊計本校で4~5日程度の本校スクーリングにも参加します。
キャンパス通学とスクーリングは別
週1+・週3・週5で普段キャンパスを利用することと、高校卒業に必要なスクーリングは別です。
例えば週5でキャンパスを利用していても、普段の通学だけで卒業に必要なスクーリングがすべて終わるわけではありません。
「普段どのくらい通うか」
と
「卒業のために何日スクーリングへ参加するか」
は分けて確認しておきたいです。
2年次は原則、沖縄伊計本校でスクーリング
N高生は原則2年次に、沖縄県うるま市の沖縄伊計本校で4~5日程度の本校スクーリングへ参加します。
本校スクーリングは宿泊型が原則です。
沖縄へ行くと「修学旅行みたい」と感じるかもしれませんが、これは高校卒業に必要なスクーリングです。
科目授業だけでなく、実験やワークショップ、特別活動なども行われます。
移動・宿泊・体調面も確認しておく
本校スクーリングでは、普段とは違う場所で数日間過ごします。
そのため私なら、
・現地までの移動方法
・宿泊方法
・必要な費用
・体調面で相談できること
まで確認します。
健康面や経済面などで本校スクーリングへの参加に不安がある場合は、学校へ事前に相談しておきたいです。



移動や宿泊の負担も、
事前に調べたいですね!
交通費・宿泊費も含めて見る
沖縄伊計本校のスクーリングでは、交通費や宿泊費などの実費が別途必要です。
特に沖縄から遠い地域に住んでいる場合は、
「年間の学費」
だけではなく、
「学費+スクーリング関連費用」
で考えた方が、実際の負担をイメージしやすくなります。
N高の4つの学び方|ネット・週1+・週3・週5


N高グループでは、
主に、
- ネット
- 週1+
- 週3
- 週5
という学び方があります。
簡単に比べると、
| 希望 | 比較しやすいコース |
|---|---|
| 自宅中心 | ネット |
| 少し通いたい | 週1+ |
| 自宅+学校 | 週3 |
| 通学型に近い | 週5 |
というイメージです。
「通信制だからほとんど通わない」
と決めるのではなく、自分がどのくらい通いたいかで比較しましょう!
ネットコース|自宅中心で学びたい人向け
ネットコースでは、毎日決まった教室へ登校するのではなく、自分の生活に合わせながら高校卒業に必要な学習を進めます。
映像授業などを利用し、レポートもオンラインで提出します。
毎日の登校が大きな負担だった人にとって、自宅中心から始められることは選択肢の一つです。
一方、レポートには提出期限があり、スクーリングやテストへの参加も必要です。
メンターによるサポート
N高グループでは、生徒を支えるメンター制度があります。
学校公式では、
・学習進捗の確認
・個人面談・三者面談
・学習相談
・生活や進路についての相談
などを行うと案内されています。
自宅中心で学べるだけでなく、
「学習がどこまで進んでいるか」
を一緒に確認する仕組みがあることも、N高を比較するときに見ておきたいところです。
ただし、レポート提出など、自分自身で取り組む学習もあります。
週1+・週3・週5|キャンパスも利用したい場合
「毎日は難しいけれど、家だけで学ぶのも少し不安」
という場合は、週1+・週3・週5を比較できます。
週1+
→ 自宅中心の生活を残しながら週1日利用
週3
→ 自宅とキャンパスを組み合わせる
週5
→ 通学型に近い生活を作る
という違いがあります。
リアルキャンパスだけでなく、オンラインキャンパスを利用する学び方もあります。
「何日通えば普通なのか」ではなく、自分が続けやすそうな頻度で考えたいです。
公立通信制と比べて感じる違い
私自身、通っていた公立通信制高校では、
・レポートの期限
・スクーリングの日程
・提出状況
などを、自分で確認しながら進める場面があります。
分からないときは、自分から先生へ質問することもあります。
一方、N高ではメンターが学習進捗を確認し、面談などを行う仕組みが公式に案内されています。
だから私は通信制高校を比べるとき、
「公立か私立か」
だけではなく、
「どのくらい学習管理を一緒にしてもらえるか」
も確認したいです。
学費・通い方・サポートを一緒に比べると、自分に必要な環境が見えやすくなると思います。



先生のサポート範囲を、
事前に見極めましょう!
N高の学費はいくら?コース別に確認


N高の学費は、選ぶコースや通い方によって大きく変わります。
学校公式では、就学支援金などを反映したモデルケースとして、ネットコースの実質負担額を、
年額73,000円~
と掲載しています。
ただし、すべての家庭が73,000円になるという意味ではありません。
※世帯状況・履修単位・就学支援金・選択コースなどによって実際の負担額は変わります。
公式掲載の学費モデル例(一部)
学校公式に掲載されているオンライン中心のモデル例を一部見ると、
| 学び方 | 公式掲載のモデル例 |
|---|---|
| ネットコース | 73,000円~ |
| 週1+オンライン | 280,000円~ |
| 週3オンライン | 556,000円~ |
という例があります。
例えば週1+オンラインの場合は、
ネットコース学費
+
週1+コース費用
という考え方です。
授業料以外に確認したい費用
私は、
「年○万円~」
という数字だけではなく、
・スマートフォン・タブレット・PCなどの端末
・スクーリングや交通・宿泊に必要な費用
・検定などの諸費用
まで確認したいです。
特に週1+・週3・週5では追加費用もあるため、
「一番安いモデル」
ではなく、
「自分が希望する通い方で3年間にいくら必要か」
を見る方が比較しやすいです。
パソコンはコースを決めてから確認
ネットコースの必修学習は、スマートフォンやタブレットを利用して進められる部分があります。
一方、週1+・週3・週5や一部の+ONE授業では、推奨スペック以上のパソコンが必要になる場合があります。
入学前に自己判断で購入するのではなく、希望するコース・授業の最新推奨環境を確認してから選びたいです。
不登校経験がある人は「通い方」で考える
N高には、自宅中心で学べるネットコースがあります。
毎日の登校が大きな負担だった人にとっては、比較しやすい選択肢の一つです。
ただ私は、
「不登校だったからネットコース」
と最初から決めなくてもよいと思います。
家にいると学習を始めにくいなら、週1+や週3で生活のきっかけを作る方が合うこともあります。
反対に、頻繁な通学が負担なら、ネット中心から考える方法もあります。
私なら、
・家で学習を始められそうか
・どのくらいなら通えそうか
・スクーリングへ参加できそうか
の3つをまず考えます。
「学校へ行く回数が少ないか」だけではなく、自分が続けやすい生活を作れそうかで比べたいです。



ネットと通学、
どちらが続けられそうか大切!!
プログラミング・大学受験などを選べる「+ONE授業」
N高グループでは、高校卒業に必要な学習以外にも、興味や目標に合わせた学習を選べます。
2026年4月からは、
「+ONE授業」
が始まりました。
英語・数学などの学習から、プログラミング、デジタルデザイン、大学受験対策、資格対策など、
さまざまな講座があります。
本格的なプログラミングが全員必修というわけではありません。
自分の興味や進路に合わせて選ぶ学習の一つです。
ネット部活や学校行事もある
N高グループでは、ネットを活用した部活動やイベントも行われています。
文化祭の「磁石祭」など、授業以外で生徒同士が関わる機会もあります。
全部に参加する必要はなく、自分が興味を持てる活動があるかを見るくらいでよいと思います。
N高の入試はコースによって違う
「N高には入試がない」
という情報を見ることがありますが、希望する学び方によって選考方法が違います。
| 希望する学び方 | 主な選考 |
|---|---|
| ネット | 書類選考 |
| 週5・週3・週1+のオンラインキャンパス | 書類選考 |
| 週5・週3・週1+のリアルキャンパス | 書類選考+筆記試験+面接(グループワークを含む) |
という違いがあります。
そのため、
「N高には入試がある・ない」
と一括りにせず、自分が希望するコースの募集要項を確認してください。
選考方法や日程は年度によって変わる可能性があります。
大学進学・専門学校・就職まで幅広い進路がある


N高グループでは、大学・専門学校への進学だけでなく、就職まで幅広い進路があります。
2026年3月卒業生について、学校公式が公表している進路決定率は、
94.24%
です。
大学受験だけに力を入れている学校ではなく、
・国内大学
・海外大学
・専門学校
・大学校
・民間企業
・公務員
など、卒業後の進路は幅広くなっています。
2026年の大学合格実績
2026年のN高グループの大学合格実績では、
| 区分 | 合格実績 |
|---|---|
| 国公立大学 | 205名 |
| 主要私立大学 | 4,057名 |
| 早稲田・慶應 | 91名 |
| GMARCH | 325名 |
| 関関同立近 | 467名 |
| 美術・芸術大学 | 114名 |
| 海外大学 | 379名 |
となっています。
国公立大学では、
・東京大学 3名
・京都大学 3名
・北海道大学 7名
・東北大学 3名
・名古屋大学 2名
・九州大学 1名
などの合格実績があります。
早稲田・慶應・GMARCHなどの合格実績
私立大学では、
・早稲田大学 43名
・慶應義塾大学 48名
・上智大学 15名
・東京理科大学 52名
・国際基督教大学 6名
という実績があります。
GMARCHでは、
・学習院大学 18名
・明治大学 75名
・青山学院大学 44名
・立教大学 41名
・中央大学 71名
・法政大学 76名
です。
関西でも、
・関西大学 45名
・関西学院大学 39名
・同志社大学 43名
・立命館大学 106名
・近畿大学 234名
などの合格実績があります。
美術大学への合格実績もある
美術・芸術系では、2026年に合計114名の合格実績があり、
・東京藝術大学 5名
・多摩美術大学 31名
・武蔵野美術大学 34名
・東京造形大学 14名
などが掲載されています。
海外大学は379名の合格実績
N高グループは海外大学への進学実績もあります。
2026年は、
海外大学379名
の合格実績が公表されています。
主な大学には、
・カリフォルニア大学バークレー校
・カリフォルニア大学ロサンゼルス校
・ノースウェスタン大学
・ニューヨーク大学
・マンチェスター大学
などがあります。
国内大学だけでなく、海外大学まで進路候補に入れられるのはN高グループの特徴の一つです。
ここで紹介している大学合格実績は、
N高だけの数字ではなく、N高・S高・R高を合わせたN高グループ全体の実績です。
また、大学合格実績は1人が複数の大学・学部・学科に合格した場合、それぞれ1件として集計されています。
そのため、
「205人の卒業生が国公立大学へ進学した」
という意味ではありません。
学校を比較するときは、
「合格者数」
と
「実際の進学者数」
を分けて見ることも大切です。
就職実績|民間企業・公務員まで幅広い
N高グループでは、大学・専門学校への進学だけでなく、高校卒業後に就職する生徒もいます。
2026年の主な就職先として、学校公式では次の企業・団体が紹介されています。
小売・飲食・物流など
・株式会社ロピア
・佐川急便株式会社
・西濃運輸株式会社
・くら寿司株式会社
・コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社
・株式会社サカイ引越センター
などがあります。
公務員を目指した卒業生もいる
民間企業だけではありません。
2026年の就職実績には、
・新潟市役所
・大阪市役所
・国家公務員(一般職・事務)
・東京地方検察庁
・陸上自衛隊
・海上自衛隊
・航空自衛隊
なども掲載されています。
就職活動のサポートもある
就職を希望する生徒向けには、
・進路相談・三者面談
・履歴書などの書類添削
・面接練習
・企業や職種を知るイベント
・インターンシップ
などがあります。
ネットコースなどの生徒でも、オンラインを利用して進路相談や面接練習を受けられる仕組みがあります。
就職先を見ると、IT分野だけでなく、小売・物流・サービス・公務員など幅があります。
私は学校を選ぶとき、
「大学合格者が何人いるか」
だけではなく、
大学へ行かない場合にも、自分に合った進路を一緒に考えてもらえそうか
まで確認したいです。
N高が合いそうか考えるポイント
比較候補にしやすそうな人
例えば、
・自宅中心で学びたい
・毎日の登校を減らしたい
・ネット学習に抵抗が少ない
・週1+~週5まで通学頻度を比べたい
・メンターのサポートも利用したい
という場合は、N高を比較候補に入れやすいと思います。
沖縄伊計本校でのスクーリングもあるため、移動や宿泊を含めて考えておきたいです。
入学前に詳しく確認したい人
一方、
・自宅だけだと学習を始めにくい
・レポート管理に不安がある
・沖縄スクーリングへの移動・宿泊を相談したい
・費用をできるだけ抑えたい
・人との関わり方を詳しく確認したい
場合は、資料や個別相談で確認してから比較したいです。
N高だけで決めず、ほかの通信制高校も比較する
N高には、ネット学習・複数の通学頻度・メンター制度など、多くの選択肢があります。
ただ、通信制高校によって、
・学費
・登校頻度
・スクーリング
・サポート
はかなり違います。
N高が気になっている場合でも、この4項目だけ2~3校と比べると違いが分かりやすくなります。
同じ条件で並べることで、
「自分は何を優先したいのか」
も見つけやすくなります。


私の意見|N高は「通わなくていい高校」より通い方を選ぶ高校
N高で特徴的だと思ったのは、
自宅中心のネットコースから、週1+・週3・週5まで、自分の生活に合わせて通い方を考えられることです。
毎日の登校が負担なら、自宅中心から考える方法があります。
一方、高校卒業にはレポート・テスト・スクーリングが必要です。
N高生は原則2年次に、沖縄伊計本校でのスクーリングにも参加します。
だから私は、
「学校へ行く回数が少ないから」
だけではなく、
「普段の学習+スクーリングを3年間続けられそうか」
で考えたいです。
N高は、
「通わなくていい高校」
というより、
「自分に合う通い方を選びやすい高校」
として比較すると分かりやすいと思います。
N高等学校についてよくある質問
まとめ|N高は通い方・学費・スクーリングを一緒に見る
N高等学校の主な特徴は、
・広域通信制高校
・ネット中心で高校卒業を目指せる
・ネット・週1+・週3・週5などの学び方がある
・高校卒業に必要なスクーリングがある
・原則2年次に沖縄伊計本校へ行く
・メンターによる学習サポートがある
・大学進学・就職の進路支援がある
というところです。
私は、
の順で考えたいです。
「N高なら毎日学校へ行かなくていい」
だけで決めず、
普段の学習・通学頻度・スクーリング・学費まで含めて、3年間続けられそうかを確認してみてください。
この記事は2026年8月時点の公式情報をもとに整理しています。コース・学費・入試・スクーリングは変更される場合があるため、出願時は最新の募集要項を確認してください。




