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定時制高校から歯科衛生士を目指せる?国家試験・臨床実習・学校選びを解説

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定時制高校に通っている人の中には、

「定時制高校から歯科衛生士になれるのかな」

「実習や国家試験についていけるか不安」

「夜間定時制から朝の学校へ通えるかな」

と悩んでいる人もいると思います。

結論から言うと、定時制高校からでも歯科衛生士を目指せます。

定時制高校を卒業すると高校卒業資格を得られるため、入学条件を満たす専門学校・短大・大学などへの進学を考えられます。

ただし、歯科衛生士は、短期間の通信講座や民間資格だけで取得できる資格ではありません。

指定された養成課程で3年以上学び、必要な授業と実習を修了したうえで、歯科衛生士国家試験へ合格する必要があります。

筆者

資格だけでなく、
きちんと通えるか確認した方がいいです!

この記事では、厚生労働省や文部科学省などの情報を確認しながら、定時制高校から歯科衛生士を目指す流れ、専門学校・短大の違い、臨床実習や学校選びについて解説します。

歯科衛生士を目指すときは、「入学できる学校」より「卒業まで続けられる学校」を探すことが大切です。

目次

高校卒業後の進路を考えている方へ

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定時制高校から歯科衛生士を目指せる?

定時制高校を卒業し、希望する養成校の入学条件を満たせば、歯科衛生士を目指せます。

大切なのは、高校が定時制だったかどうかだけではありません。

  • 高校を卒業できるか
  • 希望校の出願条件を満たせるか
  • 入試に合格できるか
  • 授業や実習を修了できるか
  • 国家試験に向けて勉強を続けられるか

を一つずつ確認します。

定時制高校卒業は高校卒業資格になる

定時制高校も、卒業すれば高校卒業資格を得られます。

そのため、全日制高校を卒業した人と同じように、大学・短大・専門学校などへの進学を考えられます。

ただし、学校によっては、面接、志望理由書、作文、学科試験、調査書などが必要です。

欠席日数や評定の扱いも学校によって違います。

「定時制高校だから受験できない」と決めつけず、気になる学校の募集要項を確認しましょう。

定時制高校出身だけで不利になるとは限らない

入試では、出身高校の課程だけではなく、

  • なぜ歯科衛生士を目指すのか
  • 仕事をどのように理解しているか
  • 3年以上通い続ける意思があるか
  • 実習や国家試験へ取り組めそうか

などを確認される場合があります。

定時制高校へ通った経験も、自分の言葉で説明できれば、志望理由を考える材料になります。

ただし、「定時制高校出身でも必ず合格できる」とは言えません。

選考方法は学校ごとに違うため、個別相談で確認してください。

定時制高校から専門学校へ進む基本的な流れは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

歯科衛生士になるまでの流れ

歯科衛生士は国家資格です。

基本的には、次の流れで免許取得を目指します。

  1. 定時制高校を卒業する
  2. 指定された歯科衛生士養成課程へ進学する
  3. 3年以上、授業・学内実習・臨床実習を受ける
  4. 必要な単位を修得して卒業する
  5. 歯科衛生士国家試験を受験する
  6. 国家試験へ合格する
  7. 免許の登録手続きを行う
  8. 歯科医院や病院などへ就職する

厚生労働省によると、国家試験の受験資格は、文部科学大臣指定の歯科衛生士学校や、都道府県知事指定の歯科衛生士養成所を卒業した人などに認められます。

歯科衛生士養成機関の修業年限は、3年課程以上です。

専門学校や短大には3年制の課程があり、大学では4年間学ぶ課程があります。

「できるだけ早く資格を取りたい」と思っても、数か月や1年だけの講座で歯科衛生士免許を取得することはできません。

指定された養成課程を卒業すると国家試験の受験資格を得られますが、卒業しただけで自動的に免許を取得できるわけではありません。

国家試験へ合格し、免許の登録を行う必要があります。

3年以上通うことを前提に、通学時間、学費、授業時間、実習への参加方法を比べましょう。

歯科衛生士養成校は、卒業するための学校であると同時に、国家試験を目指す学校です。

歯科衛生士を目指せる学校でも、学ぶ期間や実習内容は異なります。

無料資料で、資格取得までの流れを確認してみましょう。

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歯科衛生士の仕事内容と歯科助手との違い

歯科衛生士の主な業務には、歯科予防処置、歯科診療の補助、歯科保健指導があります。

歯科予防処置

虫歯や歯周病などを予防するために、歯垢や歯石を取り除いたり、薬物を塗布したりします。

細かな器具を使い、人の口の中で安全に作業する技術が必要です。

歯科診療の補助

歯科医師が診療しやすいように、器具や材料を準備し、患者さんの状態を確認しながら診療を補助します。

歯科医師やほかのスタッフと連携して動く力も必要です。

歯科保健指導

患者さんの年齢や口の状態に合わせて、歯磨きの方法や口腔ケアについて伝えます。

ただ説明するだけではなく、相手が理解しやすい言葉を選ぶことも大切です。

歯科衛生士は、細かい作業だけでなく、患者さんへの説明や声かけも行う仕事です。

「歯科医院で働きたい」と考えている人は、歯科衛生士と歯科助手の違いも確認しましょう。

比較歯科衛生士歯科助手
資格国家資格歯科衛生士国家資格は不要
進学指定養成課程で3年以上学ぶ必ずしも養成課程卒業は必要ない
主な仕事予防処置・保健指導・診療補助受付・会計・準備・片付け・診療補助
口腔内の処置法律で認められた業務を行う歯科衛生士の資格が必要な処置は行えない
国家試験あり歯科助手としての必須国家試験はない

厚生労働省の職業情報では、歯科助手の仕事として、診療の準備や補助、受付、予約、会計などが紹介されています。

一方、歯科衛生士は国家資格を取得し、法律に基づいて歯科予防処置・診療補助・保健指導を行います。

「歯科医院で働ければよい」のか、「国家資格を取得し、患者さんの口腔内へ直接関わる仕事がしたい」のかによって、進路は変わります。

学校を探す前に、どのような仕事をしたいのか考えてみましょう。

歯科衛生士養成校で学ぶ内容と実技

歯科衛生士国家試験では、人体や歯・口腔の構造、疾病、臨床歯科医学、歯科予防処置、歯科保健指導、歯科診療補助などが出題されます。

学校では、国家試験に必要な知識だけでなく、実際に器具を扱うための技術も学びます。

座学で学ぶ内容

学校によって科目名は異なりますが、一般的には次のような内容があります。

  • 人体や口腔の構造
  • 虫歯や歯周病などの病気
  • 口腔衛生
  • 臨床歯科医学
  • 歯科予防処置
  • 歯科保健指導
  • 歯科診療補助
  • 衛生管理や感染対策

暗記だけではなく、学んだ知識を実習と結びつける必要があります。

実技で学ぶ内容

実技では、

  • 器具の名称と使い方
  • 器具の持ち方
  • 歯石除去などの基礎練習
  • 診療補助
  • 衛生管理
  • 患者さんへの説明
  • 記録の書き方

などを練習する場合があります。

厚生労働省の養成所指導ガイドラインでも、歯科予防処置、保健指導、診療補助に加え、臨地・臨床実習が教育内容として定められています。

手先の器用さが不安な場合に確認したいこと

歯科衛生士は、小さな器具を使い、人の口の中で作業します。

そのため、細かい作業や安全への注意は必要です。

ただし、入学前からすべての器具を上手に扱える必要はありません。

学校へ入り、授業や実習を通して練習します。

手先の器用さが不安な人は、学校資料やオープンキャンパスで次の点を確認しましょう。

  • 初心者向けに基礎から教えてもらえるか
  • 実習室を授業外でも使えるか
  • 放課後の練習時間があるか
  • 先生へ個別に質問できるか
  • 実技試験に不合格だった場合の補習
  • 再試験の方法や追加費用
  • 一人あたりの実習器具や設備

設備が新しく見えるかだけでなく、苦手な学生がどのように練習できるかを見ることが大切です。

歯科衛生士養成校の臨床実習は大変?

歯科衛生士養成課程では、学内での練習だけでなく、歯科医院、病院、地域保健などの場で実習を行うことがあります。

厚生労働省のガイドラインでは、臨地実習・臨床実習を通して、学校で学んだ知識と技術を実践へ結びつけることが示されています。

臨床実習で負担になりやすいこと

臨床実習では、授業とは違う負担も考えられます。

  • 朝早く集合する
  • 実習先まで移動する
  • 患者さんへあいさつや説明をする
  • 指導者から注意を受ける
  • 長時間立つ
  • 同じ姿勢で細かな作業をする
  • 実習後に記録を書く
  • 翌日の準備をする
  • 体調管理や衛生管理を行う

実習の大変さは、実習先、学年、期間、学校の方針によって異なります。

「実習あり」という言葉だけでなく、一日の流れまで確認しましょう。

実習を休んだ場合の対応を確認する

体調不良などで臨床実習を休んだ場合、補習や再実習が必要になる可能性があります。

対応は学校によって異なります。

学校資料や個別相談では、次のように聞いてみましょう。

臨床実習を休んだ場合は、どのように補いますか?

再実習には追加費用がかかりますか?

体調面を相談できる先生や窓口はありますか?

欠席への対応は、入学してから慌てて確認するより、進学前に聞いておく方が安心です。

国家試験の合格実績だけでなく、実習を休んだ場合の補習や再実習も確認しましょう。

専門学校・短大・大学の違い

歯科衛生士を目指せる主な進学先には、専門学校、短大、4年制大学があります。

どの学校を卒業しても、指定された養成課程であれば国家試験の受験資格を目指せます。

ただし、学び方や学生生活には違いがあります。

進学先主な特徴特に確認したいこと
専門学校職業教育や実技、国家試験対策を中心に学びやすい実習・補習・就職支援
短大専門科目に加え、大学としての教養科目も学ぶ必修科目・短期大学士・編入
4年制大学4年間で口腔保健や周辺分野を幅広く学ぶ研究内容・4年間の学費・進路

文部科学省によると、短期大学は大学としての教養教育と専門教育を行い、卒業者には「短期大学士」の学位が授与されます。

卒業後に4年制大学へ編入する道もあります。

専門学校が合う可能性がある人

  • 歯科衛生士の勉強へ集中したい
  • 実技や国家試験対策を重視したい
  • 自宅から通いやすい学校を探したい
  • 歯科医院への就職支援を受けたい
  • 職業に近い授業を中心に受けたい

短大が合う可能性がある人

  • 歯科衛生士の専門科目以外も学びたい
  • 短期大学士を取得したい
  • 大学の雰囲気が自分に合いそう
  • 卒業後の編入学も検討したい
  • 教養科目にも関心がある

校種だけで決めない

「専門学校なら実技が多い」

「短大なら必ず幅広く学べる」

と、学校の種類だけで判断しない方がよいです。

同じ専門学校でも、実習時間、国家試験対策、補習、クラス人数、学費は違います。

短大でも、必修科目や時間割、実習先、学生支援は学校ごとに異なります。

専門学校と短大のどちらが上かではなく、自分が続けられる授業・実習・通学環境かを比べましょう。

専門学校・短大・大学では、学ぶ内容や通う年数、学費が異なります。

無料資料を見比べ、自分に合いそうな進学先を考えてみましょう。

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歯科衛生士を目指せる指定校か確認する

学校名に「歯科」「医療」「デンタル」と入っていても、その学科を卒業すれば歯科衛生士国家試験を受験できるとは限りません。

必ず、国家試験の受験資格を得られる指定課程か確認しましょう。

学校資料では、次の表示を確認します。

  • 歯科衛生士国家試験受験資格
  • 文部科学大臣指定の歯科衛生士学校
  • 都道府県知事指定の歯科衛生士養成所
  • 修業年限
  • 学科名
  • 昼間部・夜間部
  • 募集停止や学科変更の有無

文部科学省は、指定している医療関係技術者養成学校の一覧を公開しています。

学校のパンフレットだけでなく、公式の指定状況も確認すると安心です。

ただし、一覧の掲載時点や、その後の募集状況は変わる場合があります。

最終的には学校公式サイトと最新の募集要項も確認してください。

夜間定時制から朝の学校へ通えるか確認する

夜間定時制に通っている人は、進学後に生活時間が大きく変わる可能性があります。

歯科衛生士養成校では、朝から授業や実習が始まる場合があります。

私は夜間の生活リズムが合わなかった

私は夜間の定時制高校へ通っていました。

夜に学校へ行き、帰宅が遅くなる生活が、自分には合わないと感じました。

さらにアルバイトもしていたため、学校と仕事の両方で疲れがたまり、体調も悪くなりました。

私は歯科衛生士養成校へ進学した経験はありません。

ただ、定時制高校の経験から、進学先を選ぶときは、

「合格できるか」

だけでなく、

「その時間割で毎週通えるか」

を確認した方がよいと思っています。

時間割で確認すること

学校資料やオープンキャンパスでは、次の点を確認しましょう。

  • 1限は何時から始まるか
  • 週に何日通うか
  • 1日は何時に終わるか
  • 土曜日の授業はあるか
  • 実習期間は何時集合か
  • 通学に何分かかるか
  • 冬や悪天候でも通えそうか
  • 欠席や遅刻の扱い
  • オンラインで受けられる授業があるか

朝が苦手というだけで進学できないわけではありません。

ただし、臨床実習は自分の好きな時間に参加できるとは限りません。

入学前から、少しずつ朝に活動する日を作る方法もあります。

夜間・昼間・三部制の時間帯や私が通っていたときの生活は、こちらの記事で紹介しています。

夜間定時制から進学するときは、学校名より先に1限の開始時間と実習日の集合時間を確認しましょう。

アルバイトと歯科衛生士養成校は両立できる?

歯科衛生士養成校とアルバイトを両立できるかは、授業時間や実習、課題、通学時間、本人の体調によって異なります。

特に、次の点を確認する必要があります。

  • 授業時間
  • 臨床実習
  • 課題や実習記録
  • 通学時間
  • 試験期間
  • 本人の体調
  • アルバイト先のシフト

実習期間は働き方を変える可能性がある

通常授業の期間は働けても、臨床実習が始まると、勤務日数を減らす必要が出るかもしれません。

実習先までの移動や記録の作成もあります。

オープンキャンパスでは、

アルバイトをしている学生はいますか?

臨床実習中も続けられますか?

実習期間は、何時ごろ帰宅しますか?

と聞いてみましょう。

最初から多く働きすぎない

私自身は、定時制高校とアルバイトを両立しようとして体調を崩しました。

今の私なら、入学直後から多くのシフトを入れず、学校へ慣れてから働く日数を考えると思います。

働ける時間をすべてアルバイトに使うのではなく、授業、復習、睡眠を残したうえで働ける時間を考えることが大切です。

実習日や試験前まで通常どおり働く前提で、生活費の計画を立てない方が安心です。

入試では何を準備する?

歯科衛生士養成校の入試には、学校によって次のような方式があります。

  • 総合型選抜
  • 学校推薦型選抜
  • 一般選抜
  • 社会人選抜

名称や条件は学校によって異なります。

募集要項で見る項目

  • 出願資格
  • 評定平均の条件
  • 欠席日数の扱い
  • 面接
  • 志望理由書
  • 作文・小論文
  • 国語・英語などの学科試験
  • オープンキャンパス参加条件
  • 推薦を受けるための条件
  • 出願期間

欠席が多いから必ず不合格になるとは限りません。

一方で、調査書を選考に使う学校もあります。

不安がある場合は、出願前の個別相談で定時制高校から受験できるか確認しましょう。

志望理由で考えたいこと

志望理由は、「国家資格だから」「就職できそうだから」だけで終わらせない方がよいです。

次の内容を自分の言葉で考えてみましょう。

  • 歯科衛生士に興味を持ったきっかけ
  • 歯科助手ではなく歯科衛生士を目指す理由
  • どのような患者さんを支えたいか
  • 口腔内へ触れる仕事を理解しているか
  • 実習や国家試験にどう取り組みたいか
  • 定時制高校で学んだこと
  • 生活リズムをどう整えるか

実際に経験していないことを、立派に見せるために作る必要はありません。

自分が調べたことと、現在の考えを正直にまとめましょう。

学費以外にかかる費用

歯科衛生士養成校の費用は、授業料だけではありません。

学校によっては、次のような費用がかかります。

  • 入学金
  • 授業料
  • 施設設備費
  • 教科書代
  • 制服・白衣代
  • 靴や実習用品
  • 健康診断
  • 予防接種などに関する費用
  • 実習先までの交通費
  • 国家試験受験に関する費用
  • 再試験や補習の費用
  • 同窓会費・学生会費

必要な金額や支払う時期は、学校・学年・年度によって異なります。

3年間の総額で比較する

初年度納入金だけが安くても、2年目や3年目の実習費が高い場合があります。

資料では、次の3つに分けて確認しましょう。

  1. 入学前に必要なお金
  2. 毎年必要なお金
  3. 実習や国家試験前に必要なお金

自宅から通う場合は交通費、遠方へ進学する場合は家賃や生活費も必要です。

学費は初年度だけでなく、卒業までに必要な総額と支払う時期を確認しましょう。

歯科衛生士養成校を選ぶときに確認したいこと

歯科衛生士養成校は、同じ国家資格を目指す学校でも、授業時間や実習先、学費、学生への支援が異なります。

学校名や国家試験合格率だけで決めず、次の項目を確認しましょう。

1.国家試験の受験資格

卒業すると、歯科衛生士国家試験の受験資格を得られる指定課程か確認します。

学校のパンフレットだけでなく、学校公式サイトや最新の募集要項も確認してください。

2.国家試験対策

対策が始まる時期、模擬試験、補習、個別指導を確認します。

合格率だけでなく、新卒者と既卒者が分けて掲載されているかも見ましょう。

3.臨床実習と欠席時の対応

実習を行う時期、実習先、集合時間、一日の流れを確認します。

体調不良などで休んだ場合の補習や再実習、追加費用、卒業時期への影響も聞いておきましょう。

4.授業開始時間と通学時間

1限の開始時間、週の通学日数、土曜日授業、実習日の集合時間を確認します。

通常の学校だけでなく、実習先まで無理なく通えそうかも考えましょう。

5.卒業までに必要な費用

入学金や授業料だけでなく、教科書、実習器具、白衣、交通費、国家試験対策などを含めた総額を比べます。

再試験や再実習に追加費用がかかるかも確認してください。

6.学生相談と休学制度

体調、勉強、人間関係について相談できる先生や窓口があるか確認します。

体調を崩した場合に備えて、休学や復学の手続き、必要な費用も聞いておくと安心です。

7.就職先と就職支援

就職率だけでなく、歯科医院、病院、施設など、実際の就職先を確認します。

履歴書や面接の支援を受けられるかも学校によって異なります。

オープンキャンパスで聞きたい質問

質問を多く用意しすぎると聞きにくいため、特に大切なものを絞っておきましょう。

  1. 卒業すると歯科衛生士国家試験の受験資格を得られますか?
  2. 臨床実習はいつから、どこで行いますか?
  3. 実習を休んだ場合は、どのように補いますか?
  4. 授業料以外を含めた卒業までの総額はいくらですか?
  5. 国家試験に不合格だった場合、卒業後の支援はありますか?
  6. 体調や朝の通学について相談できる窓口はありますか?

アルバイトを続けたい場合は、実習期間中の働き方も聞きましょう。

欠席日数、定時制高校からの受験、体調への不安、学習の遅れ、家庭の事情など、全体説明で聞きにくいことは個別相談で確認できます。

すべての事情に対応してもらえるとは限りませんが、入学前に相談したときの対応も学校選びの材料になります。

最初から1校だけに決めず、専門学校と短大を含めて2〜3校の資料を並べてみましょう。

パンフレットを並べると、

  • 専門学校と短大の違い
  • 1限の開始時間
  • 臨床実習先
  • 国家試験対策
  • 学費以外の費用
  • 学生サポート
  • 就職先

を比較しやすくなります。

1校の写真や雰囲気だけで決めず、自分が3年以上続けられそうかを考えましょう。

専門学校全体の学費・資格・就職先・サポートを比較する方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

歯科衛生士を目指せる学校でも、実習先、授業時間、学費、国家試験対策は異なります。

まだ進学先が決まっていなくても、気になる専門学校や短大の資料を2〜3校並べると、3年間の通い方や費用を比較しやすくなります。

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定時制高校に通っている今からできる準備

歯科衛生士に興味があっても、すぐに進学先を1校へ決める必要はありません。

今できることから少しずつ始めましょう。

  • 高校卒業に必要な単位や出席、提出物を確認する
  • 歯科衛生士と歯科助手の仕事内容を比べる
  • 自宅から通えそうな学校を2〜3校探す
  • 希望校の入試科目や出願条件を確認する
  • 夜間定時制の場合は、午前中に活動する日を少しずつ作る

朝の生活へ急に変える必要はありません。

学校見学の日に少し早く起きる、週に1日午前中に外出する、朝の電車やバスを試すなど、無理のない範囲で進学後の生活を想像してみましょう。

私が定時制高校経験者として思うこと

私は以前、

「学校の授業時間が短ければ、アルバイトもできる」

「通い始めれば何とか慣れる」

と考えていました。

しかし、実際には、仕事、移動、夜の授業、帰宅後の生活が重なり、休む時間が少なくなりました。

歯科衛生士を目指すときも、「入学できそうか」だけではなく、「この生活を3年以上続けられそうか」を確認することが大切だと思います。

国家試験の合格率だけでなく、

  • 朝から通えそうか
  • 実習先まで移動できそうか
  • 苦手な実技を練習できるか
  • 体調を崩したときに相談できるか
  • アルバイトを減らしても生活できるか

まで確認してほしいです。

歯科衛生士という資格が魅力的でも、学校生活が自分に合わなければ、続けることが苦しくなるかもしれません。

周りから評価されそうな学校ではなく、自分が3年以上通い、卒業と国家試験を目指せそうな環境を選ぶことが大切だと思います。

定時制高校から歯科衛生士を目指すときのFAQ

定時制高校から歯科衛生士になれますか?

定時制高校を卒業し、歯科衛生士養成校の入学条件を満たせば目指せます。
指定された養成課程を卒業し、歯科衛生士国家試験へ合格した後、免許の登録が必要です。

定時制高校出身だと入試で不利ですか?

定時制高校出身であることだけを理由に、一律に不利になるとは言えません。
ただし、調査書、評定、欠席日数、面接などの扱いは学校ごとに違います。
希望校の募集要項や個別相談で確認してください。

歯科衛生士になるには何年かかりますか?

養成課程で3年以上学ぶ必要があります。
3年制の専門学校・短大のほか、4年制大学の課程もあります。
卒業後は国家試験へ合格し、免許登録を行います。

勉強や実技が苦手でも歯科衛生士を目指せますか?

入学前から専門知識や器具の扱いを身につけている必要はありません。
ただし、人体、口腔、病気、予防処置などの勉強と、細かな作業を繰り返し練習する必要があります。
国家試験対策や個別補習、放課後の練習環境を確認しましょう。

アルバイトと両立できますか?

授業時間、実習、課題、通学時間、体調によって異なります。
特に臨床実習中は、勤務を減らす必要が出る場合があります。
アルバイトを前提に学費や生活費を考える場合は、実際の時間割や実習期間中の生活を学校へ確認してください。

まとめ:入学後の生活まで考えて学校を選ぼう

定時制高校からでも、歯科衛生士を目指せます。

ただし、歯科衛生士は学校へ入学するだけで取得できる資格ではありません。

指定された養成課程で3年以上学び、授業や実習を修了したうえで、国家試験へ合格する必要があります。

今回のポイントは次のとおりです。

  • 国家試験の受験資格を得られる指定課程か確認する
  • 臨床実習、補習、国家試験対策を比べる
  • 授業時間、通学時間、学費総額を確認する
  • 夜間定時制から朝の生活へ変わる可能性を考える
  • 自分が3年以上続けられそうな学校を選ぶ

歯科衛生士は、人の口の中へ直接関わる医療職です。

資格や就職だけでなく、患者さんへの声かけ、細かな器具の操作、衛生管理、臨床実習まで理解してから進路を考えましょう。

「入学できそうか」だけではなく、

「この学校なら3年以上通い、国家試験まで続けられそうか」

を確認することが大切だと思います。

資格・入試・学費・実習内容は、学校や年度によって変わる場合があります。必ず最新の募集要項・学校資料・公式サイトで確認してください。

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